時代の変化に取り残されないために – 歴史はタイムラプス

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時代の移り変わりは早い。

そして、その変化になかなか気づけない。

 

ふと、雲の流れを見ていて思いました。

 

先日、アクションカムをPCカメラ代わりに、という記事を書きましたが、私が持っている2つのアクションカムのうち、PCカメラに対応していたのは1台のみ。もう一台は未対応ということで、試行錯誤中に空に向けてタイムラプス映像を10分ほど撮影してみました。

 

普段空を見上げても、雲はゆっくりと流れていて、その変化には気が付きにくいもの。気が付いたら、あっという間に曇り空で、雨が降ってきた・・・なんてこともよくありますが、少しずつの変化が時に大きな流れになって、後で気が付いたら追い付けないほど遅れていた・・・ということも。

 

今、世界は新型コロナウイルスで驚くほどの変化を迎えようとしています。

 

人との距離感、コミュニケーションだけでなく、教育のあり方、仕事の進め方、生活そのもの変化を飛び越えて、既存の価値観までもが通用しないくらい様変わりする、それくらいのインパクトがたった数か月で世界を席巻してしまいました。

 

1年前には誰が予想したでしょうか?

 

「今」を生きている当事者である我々は、その流れがどうなっているのかつかみにくい。歴史ってある意味「タイムラプス」的にその流れを後から見ているようなものなんだろうな、、、と思いました。(歴史が、客観的かつ正しく記録されていれば、という前提つきですが。いわゆる記録された「歴史」は勝者に都合のいい歴史に変わっていることが多いので。

 

今回の新型コロナの現状、色んな事をいう人がいますが、個人的には今の日本政府の対応や、自分が住んでいる福井県の対応、かなり頑張っていると思っています。批判や悪く言う声ばかりが拡声されがちなSNSですが、誰も悪くしてやろうと思って取り組んでいる人はいないと思うのです。そして、それが正しいかどうかなんてやってみないとわからない。未知のウイルスであり、未知の課題ですからね、、、

 

神奈川県の医師会が声明を出していましたが、まさにそうだと思いました。

この新しい未知のウイルスに、本当の専門家がいません。本当は誰もわからないのです。(出典:神奈川県医師会

 

昔アメリカに住んでいたこともあり、そこと比較しても、日本は(本当の意味での)民主国家だと思いますし(国名に名ばかりの「民主」が付いている国はたくさんありますが・・・)、地方自治、住民自治とは自分たち自身で考えて、自分たち自身で行動していくことだと思うので、タイムラプスで見たときのように、長いスパンで考えたときに、最善の結果になるように、今のこの状態で、自分ができることをがんばりましょう!

 

そんなことを雲を見ながらふと思いました。

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