いつか報われる日が来る – 本当の働き方改革へ

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新年度始まりました。

 

大学の教員もしているので、卒業したゼミ生たちがしっかりと新社会人1年生をしているかどうかも非常に気にかかります。

 

特に、昨年度のゼミ生たちは大活躍で、一緒に過ごした時間もこれまでになく多かったので、なんとなく「ゼミ生ロス」状態な日々でしたが、、、NHKの朝ドラ「まんぷく」が終わって、「まんぷく」ロス状態でもありました(笑)

 

そんな中、ふと見ていた今朝(4月4日)の「なつぞら」の中に心を震わされ共感できる名言がありました。

 

ちゃんと働けば

必ず いつか報われる日が来る。

報われなければ 働き方が悪いか

働かせるものが悪いんだ。

そんなとこは

とっとと逃げ出しゃいいんだ。(引用:NHK「なつぞら」2019/4/4)

 

企業のコンサル等もしているので、企業の方々とお話をする機会、企業にお邪魔する機会がありますが、その組織ごとに運営の方針や文化も違います。働き方改革が叫ばれて久しいにも関わらず、旧態依然とした組織もあるようで、優秀な人材を簡単に流出させてしまう残念な組織も数多く見てきました。

 

まさに、「働かせるものが悪い」「とっとと逃げだしゃいい」ということです。

 

3月末に自分のFacebookに次のようなことをつぶやいたら、意外にも多くの方々から反響を得たので、働いていらっしゃる皆さんは何らかの問題意識をもたれているんだと思います。

しっかりと人材を評価できない組織は、その組織そのものが周りから評価されないと思う。
そもそも、評価尺度が正しいのか、時代遅れになっていないかなども問い直してのマネジメントだと思います。でないと、人材は流出します。(引用:自分のfacebook)

 

ここまでは、組織のあり方の問題。そして、働く自分自身の問題としては、

 

だが 一番悪いのは

人がなんとかしてくれると思って

生きることじゃ。

人を当てにする者を助けたりはせん。

逆に 自分の力を信じて働いていれば

きっと誰かが助けてくれるもんじゃ(引用:NHK「なつぞら」2019/4/4)

 

 

ちょうど前日、自分の大学の新入生の前で話をする機会があり、人に頼りすぎず、自分自身で動くことの大事さを伝えました。1日早く聞いてたら、これを引用したのにな、、、

 

自分のことは自分で。

 

このスキルを学ぶことが大学の意味ではないかと思うと同時に、近年の大学教育で一番できていないのがこれではないかと思った次第。

 

がんばれ新入生。

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