パワーポイントの発表者ツール、初心者だからこそ活用したい!

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パワーポイントで発表・プレゼンをすることも随分と一般的になってきました。

そこで、今回は、パワーポイントの発表サポート機能の一つである「発表者ツール」について簡単に動画で解説してみました。このブログでは、その一部をご紹介したいと思います。(さっそく、動画でご覧になる方はこちらのリンクからどうぞ。

 

発表者ツールとは?

「発表者ツール」とは、パワーポイントのスライドショーで発表中に、発表者だけが見ることができる専用画面のことです。

パワーポイントでスライドショーにして発表をしているとき、通常では自分のパソコンの画面とスクリーンに映っている画面は同じです。この場合、確かに、自分が見ている手元のパソコン画面がスクリーンに表示されているので、イメージはしやすいです。(図1を参照)

図1:手元のパソコンとスクリーンが同じ画面(複製)

 

一方、「発表者ツール」を使うと、今見せているスライドの次のスライドが何かを確認することができたり、発表原稿を自分の画面だけに表示させて、プロンプターのように使うことができます。(図2を参照)

また、複数のスライド全体を確認して、特定のスライドにジャンプするといったような操作を、プレゼンを聞いている方々に見せることなく操作できます

図2:発表者ツールを使うと、様々なツールを自分だけ見て活用できる

 

例えるなら、発表者ツールとは、舞台の裏方みたいなものです。発表を聞いている(見ている)方々は発表スライドだけが表示されるので、発表だけに集中できます。また、発表者も、スライド以外のパソコンの画面を見せることもないので、スムーズにプレゼンが進行します。

まさに、学校の先生や講演会・セミナー講師の方々に必須の機能だと思います。

 

実際に使ってみよう! – 1画面でも使える発表者ツール

発表に使うスライドを立ち上げて、メニュー・タブの「スライドショー」を選択します。モニターの部分の「発表者ツールを使用する」にチェックが入っているか確認してください。チェックが入っていれば、スライドショーを開始すると、発表者ツールが起動します。(図3を参照)

図3:「スライドショー」タブで発表者ツールにチェック!

そして、このように書かれている解説書やネットの情報も多いと思いますが、おそらく、このブログ(または動画)をご覧になっている方の中で、チェックしたのに、発表者ツールが起動しない、または、このような画面にならない!という方も多いのではないかと思います。

 

実は、発表者ツールを使うためには、お使いのパソコンがプロジェクターや外部ディスプレイにつながっている必要があります

画面がパソコンのいつもの画面と、プロジェクター、または外部ディスプレイと2つあって初めて、見せる方、裏方と2つの別々の画面が表示できることになるので、通常ではノートパソコンだけの状態では発表者ツールは起動してきません。(図4を参照)

図4:マルチディスプレイ(2画面)として認識される

 

Altキー+F5で強制的に発表者ツール起動

1台のパソコン(1画面のみ)だけでは発表者ツールが使えないのか?というとそんなことはありません。リハーサルするのにいちいちプロジェクターに繋ぐのは面倒ですよね。

そこでALTキーを押しながら、F5のキーを押すことで、強制的に発表者ツールの画面にすることができます

通常、ノートパソコンの場合には、画面が1つしかないと思いますので、他のディスプレイやプロジェクターに接続していない状況で、発表の練習を行いたい、動作を確認したいという場合に便利です!または、スライドショーの上で右クリックして「発表者ツールを表示」とすると、外部のディスプレイやプロジェクターに接続されていなくても、強制的に発表者ツールを使うことができます。ぜひお試しください。

その他、画面の構成や様々な基本機能については、ぜひ以下の動画をご覧ください!

YouTubeを直接開く場合はこちらのリンクをクリック

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