PowerPointでリアルタイム字幕と翻訳ができる!

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以前にパワーポイントのスライドショーの発表者ツールについての記事をご紹介しましたが、その続編です。

最近、ZoomやTEAMSなどでリアルタイムの字幕機能について見聞きすることも増えてきましたが、手作業で字幕を付けたことがある方はわかると思いますが、正確に字幕表示させるというのは、かなり大変な作業です。

 

これが、自動でリアルタイムに付与できてしまうなら使わない手はありません!

 

日本語はプレビュー版ですが、十分に使えます

そして、この機能がPowerPoint(この記事執筆時で365版のみ)にも登場ということで早速試してみました。字幕の精度に関しては下の動画を見ていただくと簡単だと思いますが、日本語はまだ「プレビュー版」という表示になっていたので、今後改善されていくのだろうと思います。

動画を見ていただくとわかると思いますが、実際に字幕をオンにして話をすると、少し遅れて字幕が付いてきます。

一昔前の読み取り機能と比較すると、かなり正確に日本語を読み取ってリアルタイムに字幕化していることがわかります。特に、わかりやすくゆっくりと丁寧に話をすると、ほとんど間違いなくリアルタイムで字幕表示してくれます。時代の進化についていけません。。。

 

リアルタイムの翻訳機能はどの程度使える?

具体的な設定はぜひ動画を見ていただきたいのですが、「字幕の設定」時に「話し手の言語」と「字幕の言語」2つを別々に設定できることに気が付くと思います(図を参照)。

 

これを、例えば、話し手の言語を日本語、字幕の言語を英語に設定すると、話している日本語を聞き取って、リアルタイムで英語に翻訳して字幕を表示させてくれます。

 

日本語から英語、英語から日本語とどちらも試してみましたが、私が見た個人的な感想としては、英語から日本語の方が翻訳精度が高いように感じました。

 

動画の中でも話をさせてもらいましたが、将来的には、国際会議などで講演するときなどに、パワーポイントがリアルタイムに翻訳してくれる、そんな日がそう遠くないうちに実現するのかもしれません。

 

また、そんな難しく考えなくても、もし手元のパソコンにPowerPoint 365があれば、一度機能をオンにして試してみてください。かなり楽しいと思いますし、英語の学習が好きな方であれば、そういう方面にも活用できるのではないかと思いました。

 

パワーポイントは何でもできるツールに進化してますね。

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