パワーポイントで音符を作ろう!8分音符のS字曲線を簡単に作成

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音楽之友社の「教育音楽」という教員向け雑誌の3月号で、PowerPointを活用した授業での工夫について、インタビュー、そして、特集の記事を掲載していただけました。現在、3月ということで、新学期に向けた準備をされている先生方も多いと思いますが、あらためて、パワーポイントの活用について、そのノウハウを皆さんと共有できるといいなと思い、このブログ、そしてYouTubeの動画を公開させていただきました。

 

今回は、雑誌の中でも紹介されていましたが、音楽の授業などで活用できる音符のイラストの作成方法などについてのご紹介です。

 

既に雑誌を購入された方はぜひ雑誌やダウンロードの付録もご活用いただけたらと思いますが、そこでは詳細に話せなかった、もう少し詳しい音符の作成方法、特にオリジナルの8分音符の曲線の作り方についても動画の後半でご紹介していますので、ぜひご活用いただけたらと思います。

 

動画では、その難易度から、レベル1~5の5段階で分けて解説していますので、パワーポイントに慣れていない方でも順を追って簡単に作成できるのではないかと思います。

※以下の音符作成例は良識の範囲内で自由にダウンロードしてお使いください。右クリックで保存できます。

レベル1:4分音符

4分音符は非常に簡単で、楕円と長方形を組み合わせて簡単に作成できます。楕円を少し斜めにして作成するのがポイントです。円の大きさなどを変えると、かわいい音符になります。挿絵などに活用できます。

 

レベル2:2分音符

2分音符は、4分音符の楕円の部分が白く抜けている音符なのですが、この白く抜く部分が難しく感じるかもしれません。ですが、意外にも簡単に作成できます。動画を見ていただくとわかりやすいと思いますが、少し細い楕円を用意して、白で重ねるという方法で作成できます。これで、見栄えのいい2分音符を作ることができます!縦棒を外せば全音符にも応用できます。

 

レベル3:つながった8分音符(連桁)

最初に作成した4分音符を2つ用意して、これらをつなぎます。同じ高さでつなぐときは通常の長方形を、高さが違う場合には、平行四辺形を変形させてつなぎます。平行四辺形の向きを変える方法の詳細は動画をご覧ください。

 

レベル4:8分音符(簡易版)

8部音符を簡単に描く方法です。8分音符は、いわゆる「はた」の部分があるので、作るのが難しいと感じる音符だと思います。雑誌で作成方法を紹介させていただいたのは、既存の図形「月」を一部切り取って「はた」にする方法です。

図形の結合の機能をつかって、月の部分を端に見えるように切り取ります。切り取り方は、以前紹介した動画、または、パワポで書く図とイラストの書籍を参照していただけると嬉しいです。

 

ステップ5:8分音符

音符の「はた」を曲線で書きたいという方向けの解説です。

パワーポイントには、イラストツールのように、いわゆるベジェ曲線がかける機能が備わっています。これも詳細については書籍(パワポで描く!図とイラスト)をご参照いただけると嬉しいのですが、初心者には少しハードルが高いですよね。また慣れるまで時間もかかります。そこで、私がよくやっている、かつ、おすすめの方法をご紹介!

既存の図形を切ったり貼ったりという方法です(こちらも書籍以前のブログを参照ください)。図形の結合を使っていきますが、すでにある図形の一部を切り取ったり合わせたりしながら作ると、きれいな曲線を描くことができるのでおすすめです。

応用すると、色々な複雑な曲線を簡単に描くことができるようになると思います。簡単な作図の方法は書籍、「パワポで描く!図とイラストの第二章」で詳細に解説していますので、ぜひご活用いただけたら嬉しいです!

 

そして、動画の最後では、なんとパワーポイントで作成したアプリ(?)のチラ見せ!こちらは次回の記事で!

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