PowerPointでお絵描き、図、イラストを作成する本「パワポで描く!図とイラスト」ですが、先週出版社からご連絡を頂き、増刷(重版)となりました。ご購入いただいた皆様、ありがとうございます!授業の教材やレポートでの作画から、趣味のイラスト、お絵かきまで、幅広く皆様のお役に立てていること嬉しく思います。
お絵かきしたいけど専用アプリがない!何を使ったらいいかわからない!という方々に、パワーポイントで出来るよ、ということを広くお知らせできると嬉しいです。
私も大学等で教育関連にかかわっている身なので、本書を書く時にもともと想定していたのは、授業教材や挿絵、説明のための図をパワーポイントで手軽に描いたり、いわゆるポンチ絵といわれる説明のための図をもう少しイラストらしく描きたい、専門的なCADを使うまでもないけど図をレポートに描きたいという学生さんなど、このようなシーンで困っている方々でした。
一方で、パソコンで趣味として絵を描かれている方々も大勢いらっしゃいます。そういう方々の中には既にパワーポイントをお絵描きツールとして活用されている方々も大勢いるわけで(私もそうでしたが)、そういう方々のリファレンスになったら嬉しいな、、、という思いもありました。(特に本書の第2章はリファレンス・参考書として使っていただけるよう、実用的かつ詳しく書いたつもりです。)
パソコン教室のお絵かき・イラスト入門はパワポで!
ただ、執筆しながらいろいろと思ったのは、パソコン教室の教科書・テキストとして活用いただけるのではないか?ということ。おそらく、学校や仕事でパワポをバリバリと活用される方だと、リファレンス・参考書といった使い方になるのかと思いましたが、パソコン教室に通われているのは、小学生やシニア世代の方々が多いと思うのです。
パソコン教室であれば、ワード・エクセルに加えて、パワーポイントなども授業内容にあると思いますが、新しいアプリを導入することなく、同じアプリを活用してお絵描き・イラスト作成ができるのは、パソコン教室・通っている生徒さん双方にメリットがあるのではないかな、、、と思った次第。
特に、シニア世代の方々は絵が上手なイメージ(私の勝手なイメージですが・・・)なので、それを手軽にデジタルなツールに移行してもらうには、パワーポイントは最適だと思うのです。
パワーポイントでデジタルなイラスト作成の基本をある程度学んでから、次の高度なイラストツールにステップアップ!という流れだと、スムーズなのかといろいろ妄想してみました。
街のパソコン教室で、PowerPointがお絵描き、イラスト入門ツールとして広まると、こういう分野がもっと活性化して盛り上がるのではないか?そんなことを考えてみました。
パソコン教室を経営・運営されている主宰者の方々、ぜひ採用のご検討を頂けると嬉しいです!(技術評論社の公式ページに学校・法人向けの情報もあるようです。こちらのリンクから。)
公民館や生涯学習センター等の市民講座でも、パソコンでのイラスト講座、お絵描き講座に最適だと思います。
おじいちゃん、おばあちゃんが、お孫さんと一緒にお絵描き!自分がそういう老後を妄想しているだけなのかもしれませんが、、、楽しくお絵描きできるといいですよね。