日曜日は町内会の清掃に参加。
公園の草取りをしたり、道路脇の側溝のふたをあげて、溝の掃除をしたり。普段、ほとんど運動らしい運動をしていない自分にとって、ちょっときついエクササイズとなりましたが、こうやって、清掃活動に参加すると、改めて地方自治という言葉の意味を実感します。
地方自治体と言えば、通常は地方自治法に記載された公共団体。いわゆる市、町、村、そして県。
最近は「公(おおやけ)」というと、なんでもお役所の仕事というのがお決まりのようですが、本来、自分たちのことは自分たちで・・・というのが地方自治の姿。
市町村合併で3300あった地方公共団体も現在は1800弱と聞きます。1団体あたりの規模が大きくなり、どうしてもスケールメリットばかりが強調されがちですが、それは組織としてのお役所の都合。本来の趣旨は地域のためだったはずなんですが、どうもそのあたりのことがしっかりと議論されないまま、市町村合併や道州制が語られている気がしてなりません。
新たな公だとか、NPOだとか、地方自治体に規定される公共団体以外の新しい公(おおやけ)の担い手について、様々な議論がなされていますが、みんなで町内の清掃をしながら、本来、地方自治というのはこういうところからスタートしたんだよな・・・と改めて感じた1日でした。