永平寺と梵に魅せられて - Venture BEAT Fukui Tour

VentureBEAT永平寺ツアー

右の写真、どこだと思いますか?

透き通るような快晴が水瓶に閉じ込められた素敵な光景ですが、これは永平寺の一角にある水瓶に反射した青空。

大勢の観光客でにぎわいながらも、静寂に包まれ、波打つことのない水面の鏡に反射した青空を見ていると、自分も吸い込まれそうになります。

そう、7月18日のVentureBEAT Fukui Nightに引き続き、翌日は参加した皆さんで福井ツアー!ということで、福井を代表する観光地「永平寺」へと足を向けました。

VentureBEAT永平寺ツアー

自分自身、県外の友人等を連れて永平寺に行ったことは何度かありましたが、かなり久し振りの永平寺なのです。道元が開いた曹洞宗の大本山であり、年間に大勢の参拝客でにぎわう門前町でもある永平寺ですが、意外に福井県は浄土真宗の土地柄。曹洞宗というお家は少ないのです。

曹洞宗と言えば、日本を代表する禅宗。「禅(ZEN)」が世界的に認知され、宗教、哲学、そしてファッションとしても広まりつつある影響からか、外国からの参拝者も結構いて驚きです。

永平寺の参道を歩いて、観光客用の入り口へと向かってしまうと、ついつい見逃してしまうのが上の写真にもある正門。ここは修行僧が修行のために入門するときと、修行を終えて帰るときにたった2回だけ通行が許されているという厳格な場所。もちろん観光客の通行は許されていません。運がいいと、入門する修行僧の光景を見ることができるかもしれませんね。

永平寺を後にして、鯖江のめがね会館!jig.jp本社へ

VentureBEAT めがね会館&Jig本社

永平寺を堪能した後は、出発地点でもあった鯖江に戻り、「めがね会館」へ!実は福井に住んでいながら、めがね会館に入るのは初めてだったのです。ここに福野さんのjig.jpも本社を構えているということで、行くのが楽しみな場所でもありました。

jig.jpは携帯用のブラウザを提供している会社。東京の新宿にも拠点がありますが、この福井にも開発拠点があります。私の中では、先ほどの永平寺と結構共通点があると感じてます。永平寺も大本山が実は二つあります。福井にある本家の永平寺。そして、布教の拠点であった横浜の総持寺。この二つなくして、今の曹洞宗はなかったといわれています。

禅の道をひたすらまい進し、布教することをしなかったと言われる道元(永平寺)。一方で、曹洞宗の布教に力を入れたのは、その後、横浜に開いた総持寺。この姿が、オリジンである福井に本拠を構えて開発をし、東京で事業を展開しているjig.jpさんと重なって見えたりします。

日本を代表するお酒「梵(Born)」

日本を代表するお酒、梵 - born

めがね会館の後に向かったのは、福井、そして日本を代表する銘酒「梵」の加藤吉平商店。当日は30度をはるかに超える猛暑だったのですが、酒蔵に入れていただき、社長の熱弁に感動!

日本を代表するお酒、梵 - born

正直、梵というお酒、すごいお酒だという噂はよく聞いていたのですが、社長の話を聞いて納得。作っている人たちの心意気が本当に伝わってくる、そんなお酒でした。そんな社長をはじめとする皆さんの意気込みがこのお酒を日本一の銘酒にしているんだと感じましたね。

ちなみに、この梵というお酒。知る人ぞ知る銘酒で、皇室に献上されていたりもしますが、実は政府専用機にも常備されているという逸品。近いうちに、JALのファーストクラスでも提供されるとのこと。JALTのファーストクラスはちょっと庶民には手が出ませんが・・・ニューヨークの高級レストランでも人気の日本酒だとか。福井に住んでいる人はお店に直接買いにこれるので、幸せですね。

石に「梵」の文字が浮かび上がって・・・

日本を代表するお酒、梵 - born

あと、噂に聞いていた「梵」の文字が浮かびあがっている石があるとのことで、見せていただきました。自然の石の模様がなんと「梵」という漢字になっています!もう驚きを通り越して、神秘的な感じさえしてきますよね。

この後、ツアーはソースかつ丼の発祥の店という「ヨーロッパ軒」へと向かったのですが、私は仕事の都合でここまでとなりました。最後までお付き合いできなかったのは非常に残念でしたが、永平寺、めがね会館、jig.jp本社、梵の加藤吉平商店と、福井の魅力が再発見できた素敵なツアーでした。
日本を代表するお酒、梵 - born

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コメント(3)

私は平成17年7月6日仙台市太白区茂庭重宝山金剛寺壇信徒護寺会会員として、大本山参拝をさせて頂き、その際指導殿武藤 実学師他の方から貴重な法話を有難く拝聴させていただきました。
 一泊二日の短い参拝でしたが、私の人生では思ってもみない体験でした。この貴重な参拝の体験をし仏教に対する考え方や自分たちの先祖に対する尊崇の思いが一段と強くなったように思っています。
 参拝を終え大本山の正門を出たとき記念に私どもは写真を写しました。
 その時は感じませんでしたが、写真に写っていた「正門」と門柱に掘ってある「文字」に気付きました。しかしながら恥ずかしながら勉強不足な私には一部の文字は読めても全部の文字が読めないばかりか門柱に書いてあるその「文字と意味」が判らずにおりました。大本山永平寺正門の写真を見るたびに非常に気になっていました。
インターネットで調べても判らずにいました。
大変ご多忙中のところ申し訳ございません。是非ご教示をお願い申し上げます。                 合掌

コメントありがとうございます!私がブログ中に書いていた正門とは正確には「勅使門(唐門)」ですね、、、

コメントにいただいた正門の門柱というのは参道の入り口にある2本の門柱でしょうか?もしこれであれば、以前内容について話題になったのですが、、、私も失念してしまい、思い出すことができません。また知り合いに聞いてみてわかったら書き込みたいと思います。せっかく後藤好いただいたのにすみません。

コメントありがとうございます!私がブログ中に書いていた正門とは正確には「勅使門(唐門)」ですね、、、

コメントにいただいた正門の門柱というのは参道の入り口にある2本の門柱でしょうか?もしこれであれば、以前内容について話題になったのですが、、、私も失念してしまい、思い出すことができません。また知り合いに聞いてみてわかったら書き込みたいと思います。せっかく後藤好いただいたのにすみません。

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