TOEICの対策講座をしてみて感じた語学学習の王道
まだ大学は始まっていないのですが、先週、福井県にある私立大学 仁愛大学にてTOEICの特別講座をしてきました。1コマ90分を1日2コマの2日間だったので、受講していた学生さんたちも大変だったと思います。
仁愛大学では今年から英語センターが開設となり、英語にも力が入りますが、社会に出てからも英語は必須。
その物差しとしてTOEICは英検と並んで人気の試験です。
ここで高得点をとるためにはどうすべきか?
語学力は情報処理能力? - 言葉はツールです
TOEICという試験の目的は本来語学力を判定するものなので、そこに「対策」をしてしまうと、その判定の物差しにエラーが生じてしまう気もしますが、TOEICを契機に英語を勉強しよう!というモチベーションになっているのも事実で、難しいところです。
また、英語と言っても語学なので、その能力は日本語の情報処理能力に比例します。
- 求められていることを正確に理解する(問題を把握)
- 与えられた情報から必要なものを選択(問題解決、解答を見つける、作る)
- 答として返答する(解答する)
これらは「言葉」というのがツールである以上、必要不可欠なスキルだと思います。
「私はこんな勉強がしたいんじゃない!」といって、文法学習や語彙を増やすことに拒絶感を持つ方も少なからずいますが、これらなくして語学は成り立ちません。
赤ちゃんのように自然に・・・というフレーズもよく聞きますが、赤ちゃんは強烈な欲求の下、一定の苦痛や失敗を伴って成長しているのです。だから泣いて苦痛を訴え、何度も何度も繰り返し同じことをするということを通して学んでいきます。
結局、TOEICの高得点を取るためには語学力、そして、継続は・・・
TOEICで高得点を取るためには、いろいろありますが、
- 語彙力をつける
- 文章(英語)を早く正確に読めるようになる
- 正確に聴きとる技術(これは英語、日本語に限らず)
TOEICで高得点をとるための王道としては上記をしっかりとすること。
とっても簡単なことなのです。
誰でもこれをすれば高得点は間違いないと思うのですが、これを継続してすることがかなり難しかったりします。
これは英語学習だけに言えることではないですが・・・
継続は力なり、ですね。