池田町まちづくり自治委員会で新制度誕生
先日、福井県池田町の「まちづくり自治委員」として、ふるさと納税で寄付されたお金の使い道を決める会議に出席したことを書きましたが、その続報です。
最終的に、ふるさと納税制度でいただいた寄附金を「ちっちゃな幸せ実現事業」として活用することにしました。熱心な議論の結果、「住民主体のまちづくりを応援すること」「寄附者の意思を尊重すること」の2つの観点から、事業対象はある程度緩やかな幅をもたせることにして、町民の方々が自ら考える身近な問題解決に利用していただこうということで、公共性のある事業に対して補助しようことになったのです。
「集落の道沿いに花を植えて、景観を良くしよう」とか、「川原のゴミ拾いして環境を美化しよう」など、地域づくりを担うもので、公共性があれば、どんな小さな事業でも応募することができます。また、申請書もこれまでの補助事業のものとは比較にならないほど簡単なものにし、書き方がわからない場合には役場の職員によるサポートまで受けることができるなど、できるだけお役所的なハードルを低く設定しました。
3月末には申請のあった事項について、再度、まちづくり自治委員会を開催して審査していくことになります。今からどのような提案が出てくるか楽しみですね。