Fレックス活用ガイド(eポートフォリオ)
現在、非常勤で教えている大学で、マハラ(mahara: to think, thinking, thoughtを意味する)という情報システムを活用しています。
このマハラ(eポートフォリオ)ですが、学習成果物を蓄積したり、授業の振返りを行ったりするのに便利な仕組みです。Fレックス(福井県大学連携プロジェクト)では、フォーマルな学習環境支援としてLMS(Moodle)、インフォーマルなコミュニティサポートとしてSNSを導入していますが、このマハラは学習者をサポートする仕組みと考えるとわかりやすいと思います。
ですが、eポートフォリオ(マハラ)の利活用はまだまだこれからです。そこで、Fレックスでは、授業での学生さんたちへの簡単な手引きになれば、とeポートフォリオ(マハラ)の活用ガイドを作成しました。(画像をクリックするとPDF版をダウンロードできます。)
実物はA4両面を三つ折りにしたデザインのコンパクトなもの。あまり分厚いマニュアルを作っても、なかなか読んでもらえないだろうとの想定のもと、利用に関する基本的な考え方と、主に利用されるブログやファイルの設定(ビューの設定や公開対象の指定)に絞り、かなり簡潔なものを作成しました。
実は、内容に関しては、福井県立大学の山川先生、仁愛女子短期大学の田中先生といっしょに、この夏、試行錯誤の上に現在の最終版になったもの。これがeポートフォリオの活用に役立つといいですよね。
大変ですが、使っただけのリターンはあります!
しかし、このマハラ、実際使おうと思うと、使い方はいたってシンプルなのですが、授業で活用していこうと思うと、LMSなどと違い、教員側からの指示やコントロールが利く仕組みではないので、授業の中で学生に対して、その意義やどうやって活用していくかという明確なインストラクション(単にソフトの使い方という意味ではない、授業デザインとしてのインストラクション)が必要になります。
先日のMaharaオープンフォーラム(Fレックス第5回シンポジウム)でも、大勢のマハラ等のeポートフォリオを使っている大学の先生方と意見交換をさせていただきましたが、eポートフォリオを使ったから授業が楽になるかというと決してそうではなく、むしろ大変になることも多いのです。ですが、学生さんたちの成果の蓄積や、その振返りの過程で、やはり使っただけの価値はあると自分で使ってみて実感できました。
大学も後期が始まり、新しい授業でもマハラを使い始めましたが、後期の学生さんの反応が心配でもあり、楽しみでもありますね。




