仕方なく遠隔授業、じゃなく、オンラインだからこそ出来ること!

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ここ何週間か、授業の遠隔授業(オンライン化)について準備しているわけですが、大学全体としてどうするかという全体的な方針は、私のような末端の教員にはなかなか伝わってこないので、少しでも教育の質を上げようと、ひとり淡々と試行錯誤をしている毎日です。

 

もう10年以上前から、Moodleと言われるLMS(学習管理システム)で授業管理を行い、課題の提出や配布物などをデジタル化していたので、実際に「オンライン化」と言われる対応の準備を始めてみると、それほどダイナミックに授業を変える必要もなく、微調整で出来そうな感じです。

 

これは、いざ準備を始めてみると、LMSをヘビーに使われている他の先生方も同じではないかと思うのですが、いろいろと準備していてふと思ったこと。

 

遠隔授業(オンライン)は代替措置ではない

いま多くの大学でさかんに議論されているのは、「代替手段」としての遠隔授業(オンライン)

 

でも、これって代替なの?ということです。私は「ビジネス」とか「経営」「コミュニケーション」関連の授業科目を担当しているので、情報技術(ITっていう言い方も死語?)を教えているわけではありません。

 

ですが、こうやって情報技術、オンライン環境も活用した授業をしていると、いまだに「変わったことやってるね」「IT詳しい人がする特殊な授業」という目で見られることも。私と同じようなスタイルで授業をしていると、表現は違えど、同じような感覚を持たれている教員は多いのではないかと思うのです。

 

教育の効果的なツールとしての情報技術(IT)環境を活用しているだけなので、決して特殊なことをやっているわけでもない。逆に、大学教員くらいになれば、当たり前に活用できてナンボだと思うのですが、いまだに伝統的な「授業」というスタイルから抜け出すのは至難の業のよう、、、

 

そういうことがもう当たり前になっている組織(大学も会社も)は、スムーズに遠隔授業(会社ならテレワーク)に移行できているのだろうな、、、と思いました。

 

遠隔授業(オンライン)だからこそ効果が上がる授業設計を

発想を転換させるというほど大した話ではないのですが、遠隔授業(オンライン)になったからこそ効果が上がる!今まで、対面で授業という壁があったけど、オンライン化したことで自由度が上がった!そんな授業デザインにできたら今後の教育としては最高なのだと思います。

 

写真:ゼミでの学生との議論の様子

これは、対面授業を否定しているわけでなく、私も対面授業は好きなので、それぞれのいいとこどりをしたい。そういうことです。こうやって、教育の情報化に力を入れてこられた先生方は同じような思いをされているのではないか。ゴールデンウィーク明けから本格的に始まる遠隔授業(オンライン)の準備をしながらいろいろ考えてみました。

 

最後に、授業のオンライン化ではなく、教育のオンライン化。

大学全体(機関)としての視点では、個々の授業で勝手にやっているのではなく、全体としての大きな指針や方向性を打ち出さないといけない、そう感じています。4月早々に全学で遠隔化(オンライン化)できている大学はそういう点でも準備ができていたということなのだと思います。

 

さすがです、、、

 

ちょうど「ビジネス」系の授業準備をしていて、お客さんの「価値の創造」という部分をやっていたので、大学だったら教育効果の創造だよな、、、と思った次第。

 

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