先日、会社の方の事務所のノートパソコンを1台入れ替えました。
理由は、パソコン本体の不具合(マザーボードの不具合です)。
まだ買って2年半しかたっていないパソコンだったので、もったいと思いましたが、そのまま使い続けて支障がでては仕事にも影響します。そこでできるだけ早く納品できるパソコンを選んで発注しました。
納期を最優先にしたので、ノートパソコンの仕様までを詳しく見ずに注文してしまったのですが、到着して気づいたのは、画面の解像度が低いこと。そして、キーボードにテンキー(数字のキー)がついていること。メモリーが以前のパソコンより少ないことなどなど、、、
来たばかりのWindows8のパソコンなので、新しいのですが、以前のパソコンと比べるとちょっと安っぽい(実際、スペックも下ですし、値段も安い)。
それを使うスタッフに、「パソコンのレベルがちょっと落ちたけど、ごめんなさいね、、、」というと意外な答えが。
画面は大きくなったし、テンキーが付いて数字が打ちやすくなりました。
パソコンを昔から使っている自分のような人間の感覚だと、画面の広さは解像度であり、解像度が高い方が画面が大きい、つまり、一度に見れる情報量が多いのでそこに価値があると思ってしまうのですが、スタッフいわく、「文字やソフトのボタンが大きくなったので使いやすくなりました」とのこと。
また、テンキーも「数字だけのキーボードがあるのは入力しやすい」らしいのです。
実は私はノートパソコンでテンキーが付いているキーボードが嫌いで、これまで、テンキーがないものを意図的に選んできました。理由はキーボードから手を離したくないので、上に並んでいる数字の一列のキーを使って数字を打つ方が早いからです。ですが、利用しているスタッフから見れば、数字のキーを一番使うならこれがあるのが一番楽ということに。
いまさらですが、自分が一番だと思っていることが、他の人からしたら必ずしも一番ではないのだと気づかされました。
普段から「ユーザーのニーズを考えて!」「相手の気持ちを考えて!」と言っている自分が情けない。。。今度パソコンを入れ替えるときはみんなの意見を聞いてからにしよう、、、と思った一件でした。