前回のブログに引き続きことわざですが、「猫に小判」
猫に小判
いくら値打ちのあるものでも、その価値のわからない者に与えるのは無駄であることのたとえ。また、効果や反応がないことのたとえにもいう。
引用:由来・語源辞典
文字通り、値打ちがあるものでも価値がわからなければ無駄ということ。
(写真は我が家の飼い猫です^^)
最近では、技術や知識の習得に際して引用されることが多いような気がします。例えば、どんなに高尚で素晴らしい内容の講演であっても、興味のない人間には苦痛でしかない。
自分なんかが思うのは、講演会や大学での授業。
職業がら、大学で授業をする一方で、企業等で講演会やセミナーをすることも。そこで、経営やマーケティングに関する同じ話をしても、商工会議所や企業研修で参加者から受ける反応と、働いたこともない学生から受ける反応は全く違います。一方で、最近では大学等の学校サイドに社会人基礎力だ!とそういう内容を教えることが要請されているトレンドが・・・
猫に小判を与えて意味がないことは明白ですが、与えた側がダメなのか、与えられた猫が価値を理解できないのが悪いのか・・・
なかなか難しい問題ですね。