東京や大阪の駅といえば巨大でデパートをはじめとしたショッピング街がそのまま隣接。最近では駅そのものがショッピングエリアになってきて、「駅前」ではなく「駅ナカ」という言葉もすっかり定着しました。
地方の小さな駅でも、昔は住居併設型の駅があったり、郵便局や商店がくっついているものがあったりしたものですが、最近は駅は駅、街は街、、、という仕切りに。
一方で、公共交通機関の重要性が叫ばれ、再び駅を中心としたまちづくりの議論が盛んになってきているとも感じています。特に、福井のような地方都市では車社会が進み、郊外化がここ20~30年で一気に進みました。その一方で駅前の地盤沈下は驚くほど進んだのですが、新幹線の建設にともなう駅周辺の区画整理や鉄道高架化事業はある程度都心回帰の原動力になってきていると思います。
特に、これから高齢化社会になってくると、車が不要なまちづくりも視野にいれなければいけません。そういう意味では福井もいいタイミングで駅周辺の再開発に入っていると思えてきます。
福井駅だけに限らず、駅の中に何か人を呼ぶ施設を作ろうという動きは小さいですがあるようで、例えば、えちぜん鉄道勝山駅の「えち鉄カフェ」などはその代表例だと思います。
そういえば、金曜日に仁愛女子短期大学生活情報専攻のポスター展のため、パネルを駅内ギャラリーに運び込みました。ここも市民の方々が利用できる公共スペースとして開放されているという意味では「駅ナカ」施設なのだと思います。
ということで、最後は宣伝。JR森田駅構内のギャラリーでポスター展をやってます。期間は10月2日~20日ごろまでを予定しています。お近くにお立ち寄りの方はぜひ^^!(公式情報はこちらの「じんたんなう」のページから)