ELI2009レポート - アメリカ・オーランドから
先日のブログでも書きましたが、現在、仕事でアメリカはフロリダ州オーランドにいます。
福井県では大学連携プロジェクトが進行中（シンポジウムの様子はこちら）。このプロジェクトをお手伝いするため、コミュニティ推進員として約３年間このプロジェクトに関わっていくことになりますが、今回の渡米はアメリカで開催されるELI2009というイベントに参加し、そこで同様の先進事例を議論・討論したり、それらに携わっている世界中の方々との人脈づくりが主なものとなります。
久しぶりのアメリカと、退化しつつある英語に落ち込みながら、なんとか毎日を過ごしています。教育関係のイベントなので、参加しているのはもちろん大学関係者。ただ、日本の学会と違うのは、先生方だけでなく、事務局的な職種の方々も多く参加しているということ。
これまで自分が歩んできたフィールドとは全く違う新しい分野で、最初はかなり不安、緊張、そして期待と、複雑な心境でした。
ですが、もう２日目も終了すると、アメリカでの議論の進め方や意見交換にも随分慣れてきました。留学していた時代には授業中に激しいディスカッションが飛び交っていたので、そのころを思い出して懐かしくなりましたね。
写真は会場のCaribe Royaleです。日差しの強さと雲ひとつない快晴がフロリダ！という感じ。ですが、結構さむかったのです（最低気温が１～４度という毎日）。
私と一緒に写っているのは福井高専の斉藤先生（左の写真）。休憩時間です。
各セッションで得られた情報などを、すぐに我々FレックスのSNSに記録していきます。こうすることで、ここに参加できなかった方々ともリアルタイムに近い状態で情報共有が可能になります。こういうことも、ＩＴがあるからこそ。また、このプロジェクトのいい点でもあります。
このELI（Educause）のトップであるLittle氏（左の写真の女性）とも特別に話をしてもらえる場がいただけました。全米各地、世界中から来ている参加者の中で、我々だけがこうやって特別に時間をとってもらえたようで、「Fレックス」のプロジェクトを知っていただくよい機会となったとともに、アドバイスやヒントも頂けました。
こういう場では様々な出会いがあります。目的を同じくして集まってくる仲間たちなので、意外にも気さくにお話が始まり、知り合いに、、、
先日の横浜の大学教育改革合同フォーラムも教員に限らず、職員の方、経営者（理事、理事長など）も多くおられました。教員－職員の連携が不可欠になってると思います。
沢崎さんを通して、アメリカでできた人脈を広げていければよいと思います。
スタッフの日本語版と英語版の個人のＷｅｂページを整備したいですね。
藤原先生、コメントありがというございます。
これからの大学は教員、職員の連携が不可欠だという点、同感です。また、学生、地域の連携も進めていくことで、学習コミュニティが広がっていきますよね。Fレックスはそんな取組になることを期待しています。
また、せっかくのプロジェクト、日本だけにとどめておくのは確かにもったいないですよね。積極的に世界中の方々と交流していけたらと思っています。
北浦先生がお勧めです。