10月21日から25日までe-Learnという教育系の学会で発表のため米国ラスベガスに出張してました。ラスベガスに出張というと必ず「ギャンブルした?」とか聞かれますが、正直パチンコさえ行ったことがないので、ギャンブルにはそれほど興味がありません。
ですが、米国でもおそらく若い世代はギャンブルのためにラスベガスに来ているというよりは、ショーや観光(周りにはグランドキャニオンなどの国定公園がたくさん!)のためにこのラスベガスを訪れているのだと思います。
そういう傾向もあってか、ラスベガスもギャンブルの街というよりも、街全体がテーマパークのように、家族みんなで楽しめる街に変化してきていると聞きます。治安の方も全米では安全な街の上位にいつもいるのがこのラスベガスですし、私も15年ほど前に観光で訪れたときに街中でカメラを落としてしまったにもかかわらず、落し物として届けられ、ちゃんと帰ってきたというエピソードがあります。(他の米国の街では考えられません。)
懐かしの味:中華でフォーチュンクッキー!
そんなラスベガスですが、昼に中華のテイクアウトを食べたとき、懐かしい「おまけ」が!アメリカで中華料理店に行くと必ずついてくるのがこの「フォーチュンクッキー」。黄色いお菓子の中を割ると、おみくじが出てくるという不思議なお菓子なのですが、なぜアメリカでしかも中華料理店ではやったかは私もよく知りません。
しかも、このフォーチュンクッキー、アメリカの中華料理店ではやっているにも関わらず、考案したのはアメリカにある日本の会社だとか。ところ変われば風習も変わるので、こういうアメリカでの中華料理の習慣も楽しみの一つですが、フォーチュンクッキーで思い出したのは、日本ではやっているあの曲!
恋するフォーチュンクッキー
この曲に出てくる「占ってよ~、恋するフォーチュンクッキー」っていうのはやっぱりこのフォーチュンクッキーなんでしょうか?そんなことを考えながら、昔アメリカに住んでいたころを思い出しいたのですが、帰国して、この曲を小さい娘と歌おうと伴奏を適当にピアノで弾いていたら、「あれ?この曲って・・・」と思ったのがこれ。
ピアノを弾いて、最初のコード進行といい、「カモン~」なんていうフレーズといい、このロコモーションをモチーフにしているのは間違いない!と思った次第です^^;(くだらないブログでごめんなさい。)Youtubeのリンクはカイリミノーグバージョンですが、ダンスも心なしかこれを意識しているような気がしませんか?
オマージュはパクリじゃない!
最近は、いろんな国が日本の製品やらアニメやらの「パクリ」行為をしてある意味話題を呼んでいますが、この「恋するフォーチュンクッキー」と「ロコモーション」はいわゆる「パクリ」ではないと思うのです。「オマージュ」といわれるものだと思うのですが、「恋するフォーチュンクッキー」がしたかったことは、このロコモーションのイメージなんだろうな、という狙いが読み取れます。
プロモーションビデオの振り付けやダンスイメージもなんとなくそれを意識しているような。
ただ、このAKB48のプロモーションやマーケティングが優れているのは、それを一般の人たちが踊りやすいように振り付けを簡略化し、いろんなバージョンの「恋する~」を作ってネットで配信していること。こういう参加型のマーケティングが上手に仕掛けられていたという意味では大成功なのだと思います。決して新しい手法ではないですが、うまいですよね、、、
曲も覚えやすくていい曲ですし、歌詞も元気がでますよね!
歌詞をよく読むと結構いい歌詞なんです。「日本の未来は・・・」と歌っていたころの「モーニング娘。」を少し思い出しました。
「ツキを呼ぶには笑顔を見せること」
本当にそう思います。
がんばろう~!