東京では海に沈む夕日が見えないから – 2023年、新幹線で福井に来てね!

  •   

実は昨年度は福井市と連携して、CM動画作成をしよう!という授業をやっていました。

 

そのCMの対象が「北陸新幹線 福井開業

 

2023年春に福井県敦賀市まで開通予定の北陸新幹線に向けて、学生たちで福井市をPRできないかということで始まった企画。同時に、二十歳前後の若い学生自身にも福井の魅力を客観的にとらえて再発見してもらいたい、そのような主旨がありました。

この新型コロナウイルスの騒動がなければ、もう少し早くブログにいろいろ書こうかと思っていましたし、この時期に「福井に来て~」という動画もなんだかな、、、ではありますが、このウイルス騒動が終息した時にはぜひ福井に来て欲しいという思いも込めて、、、

※7つのCM動画が連続で再生されます。最初の2本はサンプルで教員が作成したもの。後半5本は学生のグループが作成したものです。

ちなみに、授業時、私も急いでサンプル動画を2本作りました。私は映像の専門家ではないですが、ビジネスやマーケティングという視点から。

 

地方の行政機関が作成(大抵、どこかの映像会社に発注されます)するCM動画って、こんなに魅力が満載ですよ!という、ある意味押しつけがましい(失礼…)CMが多いです。「福井」は自然が豊か、「福井」は人情あふれて、「福井」は伝統文化・食の魅力もあり、「福井」は住みやすい!

 

でも、これ、「福井」の場所を各地方都市の名前に変えると、どこの街でも当てはまることばかりだと思いませんか?

 

観光客に福井を選んでもらう理由が必要

行政って、広く平等に・・・という視点もあるので、ビジネスで言うところの「ターゲットを明確に絞って」というのがやりにくいのは理解できますが、「みんなのために・・・」という商品が「誰のための商品なの?」という結果に終わるのはビジネスの世界では多々あること。なので、上記のビデオの1つ目のサンプルCMは、小さなお子さんを持つ家族に福井に来てもらいたい「理由」を提示しようという意図がありました。(言い訳になってしまいますが、手元にあった既存の素材を繋ぎ合わせただけなので、本来であれば、しっかりとシナリオ書いて、新規に撮影しないといけないところですが、すみません。

 

2本目のビデオは四季折々美しいよ!という、押しつけがましい系で作ってみたサンプル。

と、ここまでいろいろと偉そうなことを書きましたが、学生が作ったものは素直でシンプルで微笑ましいですね。コミュニケーション系の授業の一環として取り組みましたが、改めて人に何かを伝える難しさを学んだ次第です。

 

学生の取組みと福井市との連携

この授業のプロジェクト、昨年の夏ごろから市の担当者の方々と打合せをスタートし、後期に開講された生活情報専攻「コミュニケーション演習I」の課題解決型授業(PBL)の一環として実施。CMのターゲット設定のための事前調査、シナリオ作成から撮影場所の選定、撮影、編集まで、学生たちが試行錯誤しながら進めてきたプロジェクトです。

後期の授業スタート時に、市の担当者の方々に来ていただき、現在までの新幹線福井延伸の進捗状況、福井市が抱える観光行政における課題の数々、そして、一乗谷朝倉氏遺跡をはじめ、広く知ってもらいたい福井市内の観光名所の魅力を説明していただきました。

普段、生活していると、地元の観光地について意識することは少ない学生も、新たな魅力の再発見ということで、これらをどのように県外の方々にPRしていくかワクワクしながら議論をスタートさせました。その後、学生たちは、12月末にCM動画の最終調整とプレゼンテーションのための準備を行い、全部で5つのCM動画が完成。1月10日の授業にて、福井市の新幹線担当、広報担当の職員の方々に向けたCM動画の披露を行いました(もう4か月も前・・・)。

 

学生が作成したCM動画はどれも1分程度。テレビCMだけでなく、YouTube等インターネット上での配信も意識した作品になっており、福井市の四季折々の美しさや日常を描いたものから、福井弁などの方言を取り上げたもの、アニメの舞台を意識したような内容の作品など、学生ならではの発想に、発表を聞いた市職員からも驚きの声が上がりました。

特に、スマートフォン世代を意識したような縦長のCM動画を作成したグループもあり、時代を反映した映像作品となりました。
この様子は、翌日の新聞や夕方のテレビニュース番組でも大きく報道され、福井市役所の公式ページでも紹介されています。また、本学澤崎研究室のYouTubeチャンネル「さわらぼ」でも全ての作品を公開していますので、ぜひご覧ください!

学生作品1:思い出を繋ぐ四季折々が全てここにある

学生作品2:都会にはない贅沢 試してみませんか?

学生作品3:佐々木小次郎って知ってる?ほやほや~!方言で福井を知ってもらおう

学生作品4:福井にも「小さなグローバル」方言をテーマに

学生作品5:アニメを感じよう!鬼滅の刃の世界観に似た風景を探してみよう!

関連するおすすめ記事 - Related Posts


  •   

コメントは受け付けていません。