キボウノヒカリ:入学式と卒業式に訪れた奇跡のようなお話

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私からゼミ生へ

今日は大学、本務校の卒業式でした。

式典が終わった後、学科・専攻にわかれてミーティングをおこないます。個々の学生への学位記授与に加えて、優秀な学生の表彰なども。

それらが終了した後、学科の専任教員から一言ずつ簡単な挨拶をするのですが、私はキボウについて話しました

キボウと書いたのは、いろんな意味を込めて。

 

今回の卒業生が入学してきたその日、入学式の日、私はこの学生生活で「キボウのヒカリを見つけよう」というお話をしたのを覚えています。実は入学式のその日、福井県内では夕方から、しばらくの間ですが、国際宇宙ステーションの「きぼう」が姿を見せることを知ったためです。

入学式の日に希望の光が見れるなんて、本当に最高の学生たちだと思いました。そのことを、これからの大学での学びとして伝えたかったのです。

 

私が伝えたかったキボウのヒカリ

この絵は生成AIによるものです

そして、今日。

卒業する学生たちに、彼女たちが入学してきた時のこのキボウの話を覚えているか問いかけました。それは、卒業後、これから生きていく20代に希望をもって欲しいと思ったから。最近は、社会情勢なども含めて、全体的に暗い話題が多い気がしますし、それらをメディアがさらに不安をあおるようなことをしています。それにも増して、大学を卒業し社会に出るというのは不安であるはず。

 

ですが、自分自身を振り返ると、卒業後、社会人となった20代が一番人生で学びが多かった時代。学びといっても学校の学びとはまた違った社会人としての学びです。

そして、楽しかったことも多く、とても充実した期間でもありました。よき友とも出会えました。

この間、家庭をもち、アメリカにMBA留学する機会も得ました。そこで出会った親友たちは今でも様々なところで助けてくれます。いま、大学の海外研修でお世話になっている台湾出版社の編集長もこの時の親友です。20代での経験や出会い、そして学びはかけがえのないものでした。

一方、いやなこと、つらいことも沢山ありました。社会人として生きていくと、不合理なことに出くわしたり、つらい思いをすることも。

そうした中で、やはり希望をもって生きるって大事なことだと思うのです。

 

再び訪れた奇跡のような「キボウのヒカリ」

そんなことを思いながら、2週間ほど前、国際宇宙ステーションの「きぼう」の航路をふと確認してみたら、なんと卒業式当日3月13日(金)の夕方に、福井の空に再び「きぼう」が訪れるということで、今年卒業する学生たちは本当にラッキーな学生たちだと感動しました。

今年の学生は「持ってます!」奇跡のようだと感じました。

 

入学式のその日、福井の空に「きぼう」の光が輝く日に入学をし、そして再び、福井の空に「きぼう」の光が輝く日に卒業し、社会人として巣立っていくわけです。そんな彼女たちの未来は明るい。そう思い、今日の卒業式でそのことを伝えました。

 

実際、一人当たりの話す時間もそれほどないので、どこまで想いが伝わったかはわかりませんし、ここで書いたほど話せていませんが、輝かしいキボウのヒカリのもと、充実した社会人生活を送ってくれることを願っています。

 

学生のみなさん、今日は本当にご卒業おめでとうございました。

P.S. この写真はゼミの学生2名がくれた贈り物。ありがとう。大事に使います。

卒業生からの贈り物:ありがとう!

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