大学の教職員、学生そして地域が一体となったシンポ
このブログでも何度かお伝えしてきましたが、2009年12月12日土曜日、坂井地域交流センター「いねす」(道の駅)で、第3回目となるFレックス・シンポジウムが開催されました。
昨年2008年12月に開催された第1回目は学習コミュニティーをテーマに、そして、今年の5月に開催された第2回目はFD活動をテーマに開催してきましたが、今回は「地域との連携」がテーマです。地域から見た大学というのは、非常に敷居が高く映るもの。一方で、大学の地域とどうやって連携し、また、貢献していけるのかを模索しています。
Fレックスも、大学の連携は大学内に閉じるのではなく、地域にも貢献していこうということをテーマに、様々な活動を始めています。そういった意味でも、新たなスタートを切ることができた非常に有意義なシンポジウムになりました。
庄司氏、柵氏による基調講演
第一部は基調講演で、国際大学の庄司氏、そして、富山でインターネット市民塾を開催されている柵氏による講演を頂きました。地域SNSにおける2つの結びつきの例や福井の現状を客観的に知ることができ、今後の活動の指針を頂けました。
また、富山での市民塾での成功例は、会場に参加されていた大学関係者だけでなく、地域で活動するNPOや行政関連の方々にも大きなインパクトを与えたようです。学ぶべきことが本当に多かった非常に実りあるシンポジウムとなりました。
パネルディスカッション
パネルディスカッションでは、福井県内で地域活動を実践されている実例を3つお話いただき、第1部の講演者、客席の参加者も交えて熱心な議論が。まさに、地域力の創造にふさわしいエネルギッシュなパネルディスカッションでした。
会場ロビーでは、学生さんによる受付や、学生チームによるパネル展示、イベントの告知や、坂井地域SNSの体験コーナーなど、今まで以上に賑やかな会となりました。