Fレックス第7回研究会はe-ポートフォリオがテーマ
Fレックスでは年に2回のシンポジウムに加えて、毎月いろいろなトピックで研究会を開催しています。
今回は敦賀短期大学にて、NetCommonsによる情報発信やe-ポートフォリオをテーマに、実際の授業などでどのように活用していくか、という内容での開催となりました。
私も、NetCommonsを活用したFレックスの情報発信について、今後の方針等の説明などをさせていただきました。
NetCommonsは手軽に更新ができるコミュニティウェア
Fレックスのポータルとして使い始めて半年、手軽に情報発信できるオープンソースのCMSとしてのNetCommonsの利点なども見えてきましたが、ソフトウェアとしての完成度には正直まだ不満な点もあったりします。しかし、手軽に更新ができるという点は本当に皆で情報発信していく場合、必要な要素ではあります。そういう点ではNetCommonsはいいツールだと思いますね。
Fレックスの情報は、SNSの内部などでは本当に盛んに飛び交っているのですが、これからは外部にも積極的な情報発信を行って、もっと我々の活動についても知ってもらう必要があります。今後、各分野ごとに担当者を決めて、Fレックスの活動について積極的にPRしていく予定ですので、乞うご期待!
学習サポートへの期待が高まるe-ポートフォリオ
そして、実は今回の研究会のメインテーマはeポートフォリオ。Fレックスでは「mahara」というまだ日本では珍しいeポートフォリオのソフトを導入していますが、その活用方法について、すでに実践されているFレックスの教員同士で学び合おうというのが主旨。
私も、大学の授業でどのように使っていけるのか、まだ具体的なイメージがわかなかっただけに、今回の研究会ではいろんなアイディアを頂けました。
このFレックス研究会、毎回テレビ会議システムにて、福井県内の大学にリアルタイムで配信されています。国立・公立・私立の高等教育機関が、学校の枠を超えて連携して研究会を開催。その様子がリアルタイムに各大学へ配信されるという、ちょっと考えたら結構すごいことを普通にしてしまっているFレックス。自分がかかわっているプロジェクトではありますが、かなりすごいな、、、と実感。
今回の研究会は県外からの参加者も加わって、その活動も少しずつですが、注目を集めています。これからの福井の高等教育機関は面白くなってきそうですね。