第8回のテーマは大学連携の現状のFレックスの今後
毎月、参加大学の教職員があつまって研究会を実施していますが、第8回となる今月は仁愛女子短期大学にて、「大学連携の現状報告とFレックスの今後」をテーマに開催されました。
文部科学省のこの大学連携事業も来年が3年目で、節目を迎えます。実際にこの事業がスタートしてまだ1年ですが、これからどのような方向に向かっていくのか、ということを議論する非常にいい機会となりました。
私も、今年の7月31日に愛知県立大学に先進事例としてお招きいただいたときの意見交換や、もうひとつの先進事例として参加していた南大阪コンソーシアムの事例をFレックスと比較して報告。
テレビ会議の有効活用
毎回そうですが、このFレックスではテレビ会議システムを活用して、参加6校にいながら会議に参加できる仕組みを作っています。導入だけされて使われない、、、というテレビ会議システムが多い中、Fレックスではテレビ会議を非常に頻繁かつ効果的に利用しています。
それ以上に、大学共有のSNSやLMSを使うことで、新たな交流が生まれていて、この大学祭の時期、学生だけでなく、教職員も盛んに他大学の大学祭に参加しているようです。
我々Fレックスと、他地域の大学連携事業との最大の違いは「人がよく見える」ということでしょうか。私の実感でしかないですが、組織をかっちり、とか、一元管理というのではなく、「人と人とのネットワーク」が本当に密に可視化できる今までにあまりないタイプのプロジェクトになっているということ。そういう意味で、プロジェクトの在り方が、ソフトウェア開発等でよくある「オープンソース」的なのだと感じています。
議論が深まるにつれて、来年度、更なる飛躍に向けて、様々な課題も明らかになってきましたが、逆に、どう進展していくか非常に楽しみでもあります。今後も目が離せません!