広報ツールはブログ・SNSから動画へ

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今年度、私の研究室では、福井商工会議所と共同で「動画による企業PR事業」を行っていきます。

 

この事業では、仁愛女子短期大学澤崎研究室のゼミ生(2年生)4名が、企業PR隊として県内企業をPRする動画を作成し、YouTubeチャンネルを中心に動画の配信を行っていきます。その意図は「スマホやデジカメ等で手軽に撮影した映像を、ブログやSNSにリンクしてスピーディーに情報発信。最終的には中小企業自ら情報発信していけるようになるためのモデルケースとする」ところにあります。

 

YouTubeチャンネル「さわらぼ・チャンネル」で福井商工会議所の「合同プレス発表会」でのインタビュー動画を配信中!ぜひチャンネル登録よろしくお願いします。

 

近年、通信インフラの充実により、動画コンテンツが様々な場所で主流になりつつあります。ツイッターやFacebook、Instagramを始めとしたSNSツールの中でも手軽に動画を発信し共有できる仕組みが一般的になってきました。一方で、企業が公式PR動画として活用するための心理的な障壁も高く、また、しっかりと作りこんだCMのような動画は費用もかかります。また、そこまで作りこんだ動画も、どれくらいの試聴回数があるかという視点からだと費用対効果に疑問を持つケースも多々あると聞きます。

 

新聞の取材を受ける学生たち

 

そこで、我々大学の学生たちの登場ということになるのですが、この学生たちも映像制作を専門に学んでいる学生ではありません。しかし、だからこそ、そのような学生達でも手軽に情報発信できる、企業の方々に手軽に動画を活用するという文化(?)を醸成するというのが、今回我々と福井商工会議所とが共同で事業を行う最終的な目標だと思っています。

 

テレビでも大きく報道されました。

 

これまで、私個人としては、福井商工会議所が主催する「新商品・新サービス合同プレス発表会」のプレゼン事前勉強会を通じて、様々な企業の方々のプレゼン改善の提案や発表会そのものの改善にかかわってきました。また、その場に、授業を担当している福井大学、仁愛女子短期大学の学生を連れていき、リアルな学びの場としても活用させていただきました。

 

 

今年度は、そのような学生と企業、商工会議所が連携して、地元企業のPR活動へと進んでいきたいと思います。なお、この事業、福井県の「県内大学の地域人材育成支援事業(大学と企業との協働プロジェクト)」の採択を受け、産官学連携の取組みにもなっています。

 

これから、学生たちが企業を訪問し様々な視点からの動画配信を試みていくと思います。ぜひご理解・ご協力よろしくお願いします!

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