前回のブログで「新幹線が来ると普通列車が便利になる?」という記事を書きましたが、今回はその続きです。
私はえちぜん鉄道沿線に住んでいるので、JRの普通電車を頻繁に使うわけでもないですし、都市工学的な知見があるわけでもないので、漠然とした感覚なのですが、JR北陸線の福井駅と森田駅の間隔が非常に長いと感じています。
そこで中間地点に新駅を作っては?
福井市は地方都市とはいえ25万人以上の人口をかかえ、それなりの規模で都市圏を形成しています。にもかかわらずJR福井駅以北の人口密集地に駅がない。JR福井駅から隣の森田駅までは5.9キロメートル。普通電車で約6分、190円の区間です。逆に、南側の隣の駅「花堂」は2.6キロメートル(140円)。半分以下の距離です。
前回のブログで書いた大和田エリア(福井で一番開発が盛んな地域)からは少し距離がありますが、住宅街やオフィスも多く、公共交通機関という意味でも空白地帯だと思うのです。この場所であれば、えちぜん鉄道と競合することもなく、必要最小限の投資で公共交通機関のオプションを一つ増やすことが可能になると思いますが、どうでしょうか?
特に、新幹線が現実のものとなり、「特急待ち」などの列車運行上の問題がなくなるのであれば、駅の再配置という課題は、これから高齢化社会を迎え、公共交通機関の在り方を再考しなければいけない今、重要になってくるのではないかと思うのです。(えちぜん鉄道や福井鉄道などの私鉄は既に新駅をいくつか作ってきています。)
実際に自分でも乗ってみて、かつ、地図を眺めていて、かなり昔からここに駅あったらいいのにな、、、と思っていたことを、無責任にも書き綴ってみましたが、そういう声が今まで上がってこなかったということはニーズがなかったのか?それとも、そもそもそういう発想がなかったのか?難しいところです。