先日、仁愛大学の授業で初めてラーニングコモンズ(Learning Commons)という部屋を借りました。
ラーニングコモンズという施設が最近の大学には整備されることが多いようで、辞書による定義は以下の通り。
ラーニング‐コモンズ【learning commons】(出典:大辞泉)
図書館などに設けられる、総合的な自主学習のための環境。IT機器や学習スペースなどを備え、従来からある書籍の閲覧だけでなく、グループ学習や討論会などさまざまな学習形態の活用に対応する。
図書館といえば静かに読書をしたり学習スペースがあったりというのが通常ですが、基本このラーニングコモンズは討論用の机があったり、発表できるようなスペースがあったりと、会話できることも特徴の一つ。
アクティブラーニング型の教室が図書館の横に併設されていると考えればわかりやすいのですが、逆に言うと、何が違うのか?というのもなかなか難しいところ。
ただ、仁愛大学のラーニングコモンズはかなり設備が充実していて、Surface3をテーブルの学生分確保できたり、電子黒板のような巨大なスクリーンや壁そのものがホワイトボードになっている空間があったりと、教員からすると毎回授業で使いたくなるような環境が整っていました。
自分たちの頃と比べると、今の学生たちは環境に恵まれており、とてもうらやましくなります。こんな環境で勉強できるなら、私ももう一回学生をしてみたい・・・そんな空間でした。