YouTubeショート動画はどれくらい普及しているのか? – Shorts

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YouTubeの「さわらぼ・チャンネル」をしっかりと運用し始めてから1年半ほどたちました。もともと、学生たちと福井商工会議所や地元企業等との動画プロジェクトを中心にゼミでの活動を発信していくことを目的に開設したチャンネルなのですが、この1年、オンライン授業や授業動画(オンデマンド対応型)などのノウハウ共有に関する情報がメインに。

 

2021年2月には、そのノウハウがまとまった書籍が「PowerPointでかんたん!動画作成」として技術評論社より出版されるなど、予想外の展開になっています。

 

授業が昨年度からオンラインに切り替わり、質はともかく、何らかの動画を日々作ることが多くなった現在ですが、YouTubeチャンネルメインで活動しているわけではないので、どうしても更新頻度は下がります。その一方で、授業動画は大学のGoogle Workspace上で展開しているので、授業のための動画は毎週数本のペースでアップしています(大学の授業なので学内限定で公開)。

 

YouTubeといえば長い動画?

YouTubeの動画といえば、YouTuberになって収益化!という言葉にもあるように、収入を得ることが出来ることでも知られます。そのためのノウハウ情報、書籍、ウェブサイト、YouTube上でのノウハウ動画など様々なものがありますが、そのために必要なのが1年間の視聴時間4000時間とチャンネル登録者数1000人以上という条件。

視聴回数ではなく、視聴時間というところがポイントだと思いますが、広告を掲載するビジネスモデルを考えると、長い時間テレビ的に見てもらうということが視聴者ではなく、YouTube(Google)に好まれるということが理解できます。(視聴者は広告はいやですよね?)特に、今年からは収益化されていないチャンネルのページにも、条件によって広告が掲載されるようになりました。

 

    1. 1年間の動画再生時間:4000時間
    2. チャンネル登録者数:1000人以上

 

特に、8分以上(ちょっと前までは10分でした)の動画は、その動画の合間に自由に自分で広告がでる箇所を指定できるということで、主な有名YouTubeの動画はほぼ8分以上(少し前の動画は10分以上)になっているものが多いのはそれが理由。Tubeというのがテレビという意味だと思えば、テレビ的になるYouTubeの環境ですが、世間のもう一つの流れとして、数秒~1分未満の短い動画も流行りつつあります。

 

おそらく、ぞれぞれの動画の目的が違うので、視聴するターゲット層も違うはず。そして、YouTubeも昨年あたりからショート動画(YouTube Shorts)をベータ版として始めています。このベータがいつ外れるかは不明ですが、YouTubeが本気でこのショート動画を見ている若者層を狙いに行っているのは確実なようで。

 

YouTubeでショート動画を作成するためには

YouTubeで短い動画を作ればそれだけで「YouTube Shorts」として認識されるかといえばそうではありません。本来、スマホ等の縦長デバイスを意識して作られているため、一定の条件があります。

 

    1. 60秒以内の短い動画であること
    2. 動画の縦横比が縦向きの動画であること(縦の比率が大きい)
    3. タイトルに「#Shorts」のハッシュタグをつけること

60秒以内の縦長動画(横長を縦にしただけです)をPCからアップロードしてみました!

 

上記の条件で投稿されると自動的にショート動画として認識され、通常の動画とは扱いが変わります。(例:ショート動画専用の再生リストに自動的に追加など)

 

一方で、この条件に合わない動画、特に、通常の横長の動画の場合は1分以内の動画であってもショート動画だと認識されないようです。

 

ショート動画を投稿することで爆発的に再生回数が伸びた!というブログ記事なども見かけますが、すべてがそうであるとも限らず、、、結局、見る人たち、ターゲット層にアピールできるような内容が必要であることは変わりないと思います。お試しで1分以内のショート動画を作ってみましたが(ショートとしても認識されましたが)、動画のターゲット層があまりいないのか、再生回数は伸びず…

 

今後、YouTubeでのショート動画がどうなっていくのか、注目していきたいと思います!

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