2日ほど前に、東洋経済オンラインで「地方は真面目な人々によってつぶされる(外部リンク)」という記事を見ました。
地方活性化のプロジェクトの失敗は、非常識で、不真面目にプロジェクトを推進した結果ではありません。むしろ過去の制度・政策などの常識に沿って、日々真面目に皆が業務を遂行した結果、引き起こされています。
だからこそ、この問題の根は深いのです。
具体的にどこの地方都市の事例か書かれていなかったので、一般論だと思いながらよんでいると、そこに使われている写真に見覚えある風景が。ここは先日、息子たちとペイントのイベントに参加した「su-mu」がある福井市のガレリア元町(商店街)。
(対抗して人通りが多い日のガレリア元町の写真を載せてみました!)
確かに、書かれていることは福井にも当てはまることが少なくなく、参考にすべき点は沢山あると思いました。
写真の情報量は想像以上
ただ、こんなに大きく福井の商店街の挿絵(写真)がトップに使われての記事だと、福井のことを名指しされているようで、ちょっと心配になってしまいます。どんなに上手に描写しても、文字のもつ情報量には限界があります。1枚の写真の持つインパクトはかなり大きいということをこの記事から感じました。
ちなみに、この記事を書かれた方に連絡をとって、福井を意図して書かれているのか聞いてみたところ、そういう意図はなく、出版社が挿絵で使ったのがたまたま福井のガレリア元町(商店街)だったということらしいです。それはそれですごい偶然ですし、それを逆手にとって、自分たちのまちづくりの推進力に変えていくくらいの強かさが必要なのかもしれません。
ネットの世界も、文字から写真、写真から動画、と変化してきています。
この後どのように変化していくのか、なかなか予測が立ちません。