池田町まちづくり自治制度がはじまる
以前、ブログでも書いていますが、ふるさと納税をさらに発展させた新しい制度を池田町が始めました。それが「まちづくり自治制度」です。
この自治制度、寄付されたお金の使い道を寄付した人たちで決めましょう!という非常に面白い試みです。自分たちの住んでいる町のために、町内の方々が使途を決める制度はこれまでもあった気がしますが、町外から寄付されたお金を住民票のない人間たちで決めるというのは、ある意味、場所や住居にとらわれない新しい「住民」の在り方を提案しています。
で、寄付者の代表でつくる「まちづくり自治委員会」が1月31日に池田町役場で開催されました。私もその自治委員の一人として参加させていただくことになり、町長から委嘱状を頂きました。新聞等でも大きく報道されましたが、これから1年かけて6名の委員でお金の使い道を検討していくことになります。
託されたお金の使い道を決めるのは難しい
6人の委員の中には池田町在住の方もいますが、県外(埼玉県、愛知県)の方もいらっしゃいます。また、私も含め、3名が池田町在住ではありません。このような、今までなら外部といわれてきた人間たちが集まって、池田町のことを真剣に議論しています。みんな思いがあるからこそ、池田町に寄付をしているのであり、それだけに真剣です。
また、自分たち以外の寄付した方々の思いもできるだけくみ取らないと、という思いも強く、このように託されたお金を使うことの責任の重さを委員全員が痛感した一日でもありました。委員会は2月7日にも開催され、その使い方について、大枠が決まる予定です。