Doodle - Happy Holidays!
Googleトップのこの時期のDoodleは毎回楽しみですね。
デザインや音楽はクリスマスなのですが、明確にメリークリスマス!になっていません。 それにはいろいろ理由がありそうです。
メリークリスマスの文字がないのはなぜ?
Googleは世界中の人が使っているから、宗教的配慮が、、、という意見もありそうですが、地域ごとにDoodleを分けていたりするGoogleがあえてそうしていないのは、本家アメリカでもメリークリスマスをあまり使わないという背景があるのだと思います。
昔アメリカに住んでいたときもそうでしたが、日本のように「Merry Christmas!」と書かれたカードを見たことはそれほどありません。
Season's Greetings
そのまま訳すると「時候のあいさつ」。
日本ではこの時期、Merry Christmasで1色ですが、海外には様々な習慣や言い方があります。
ですから、クリスマスカードも海外では「Merry Christmas」と書くのは注意が必要です。キリスト教以外の方にこのようなカードを送るのは本来は大変失礼な話。
人種のるつぼ、アメリカ、特にニューヨーク近辺ではクリスマスカードのごあいさつとして、先ほどの「Season's Greetings」や「Happy Holidays」が使われていました。宗教色がないから無難というのが一番の理由のようです。味気ない感じもしますが、自由の国といえども、相手を思いやる気持ちは必要なのです。それを考えると、日本のメリークリスマスにはちょっと疑問を感じてしまいますね。(最近、お役所のロビーとかでも、平気でメリークリスマスとかかれてますから。)
といいながら、仏教の我が家もクリスマスパーティーをしたりします。日本のクリスマスは宗教色が完全になくなり商業イベント化していますからね。
X'mas or Xmas どっちが正しいの?
ちなみに、日本ではX'masというように表記をしますが、アメリカにいたときはXのあとのアポストロフィをつけずにそのまま「Xmas」というのが大多数でした。MSワードで「X'mas」と入力するとスペルチェックにひっかかります。
この件についてはいろんな意見や諸説あるようですが、日本では「X'mas」が一般的であれば、それはそれでいいような気もします。もうクリスマスそのものの意義が変わってますしね。言葉は難しいですね。