ラウンドテーブル01は熱い議論
2010年7月9日、福井県立大学でラウンドテーブルというイベントを開催しました。 シナリオのないオープンディスカッションで、どうなるかと不安と期待でスタートでしたが、NTT西日本の北田さん、JA花咲ふくいの武田さん、お二人の素晴らしいナビゲーションにより、大変いい会となりました。
学生のみなさん、やはりちょっと緊張気味でしたが、ある意味、いい緊張だったと思います。
就職活動でいろいろな会社の人の話を聞いたり、書籍等で情報を得たりすることはできますが、このように、企業の第一線で活躍されている社員の方に来ていただき、仕事の実際をリアルに本音で語っていただけるというのは、本当に貴重な機会であり、お二人には本当にお礼が言い尽くせない気持ちです!
また、オブザーバーとしてご参加いただいた、ふくいジョブカフェの出蔵センター長、屋敷さんも、お忙しい中来ていただき、コメントもいただけ、本当にありがとうございました。
私の不慣れな進行で、本当はこうすべきだった・・・ああすべきだった・・と反省もたくさんありますが、非常に充実した時間を過ごすことができ、また、私も数多くのものを学ばせて頂きました。 会は8時過ぎに終了しましたが、終了後も、北田さん、武田さんとの話は尽きず・・・学生さんたちも熱心に話を聞いていました。
一緒に働きたいかどうか
ラウンドテーブル01で、ジョブナビゲーターのお二人が最初に語ってくれた言葉で印象的だったのは、、、
一緒に働きたいかどうか
これは、就職での採用のキーワードとしては非常にあいまいで主観的にも聞こえますが、もっとも的確な基準の一つかもしれないと思いました。
採用に限らず、仕事を進めていく上でのプロジェクトでも同じです。この人たちとならきっとうまくいく!と思えると、そのプロジェクトはどんどんといい方向性をもって進んでいきます。 ということは、その逆もありえるということですよね。
就職活動というと、ついつい目先の部分ばかりに注意が行きがち。たとえば、服装やマナー、履歴書やエントリーシートの書き方など、、、。これらは非常に重要ですが、それは、皆ができていて当たり前の前提条件のようなもの。それができていて、次のステージに進んでいくようなものですよね。
一緒に働きたいかどうか、というのは、ある意味、その人の総合力を問われているわけで、そういうことって、普段の生活、例えば、学生さんなら授業への取り組みだったり、教員との関係、クラブ活動への取り組みなど。そういうまさに普段の行動が積み重なってのものなので、就職セミナーを受けたからすぐに変わっていくようなものではないような気がしています。
学生さんたちにはどれくらい刺激となって伝わっていたか、企画者としては気になるところです。