
ここ毎年、アサガオを玄関先に植えています。アサガオを見ると、夏が近づいてきた気分になるから不思議ですが、季節感がなくなってきたこの時代に、我が家の回りは季節感だらけ。とても恵まれた環境なんだと思います。
そのアサガオの弦が伸びていくための紐を屋根から5~6本おろしたのですが、数日後にはすでに巻きついていたので、その成長の早さに驚きです。特に最近では1日で10センチ近くも伸び、じっと観察していると、動いているのがわかるのでは?と思いたくなるほど。
で、気になったのが隣にいくつかある鉢植えのアサガオでした。
圧倒的に成長の早い直植え
鉢植えの朝顔の葉や茎は厚く、色は濃い緑色でツヤもあります。一方で、直接庭に植えてあるアサガオのそれらは薄い緑で茎も細いのです。しかし、直接植えてある方の成長が圧倒的に早いのです。
葉の大きさも圧倒的に直植えの方が大きく、紐をつけてから1週間たった今では、同じ植物と思えないほどの差。鉢植えはいまだに弦が紐に巻きついていません(巻きつくほど成長していないのです)。
栄養も十分に与えられて、陽のあたる場所に移動させてもらえる鉢植えのアサガオ。色ツヤはいいけど成長が遅い。一方で、庭の土に直接根を張り、他の草木と競うように成長していく直植えのアサガオ。
ふと感じたのは、人間の成長と同じなのかもしれないということ。もしくは、サラリーマンをやめて自営をしている今の自分の環境に直植えのアサガオを重ねてみているのかも知れませんね。
がんばれ、アサガオ。
参考:弦のないアサガオの育て方
私が入っている某SNSの日記の中で、アサガオの成長について書いていたら、コメントを頂けました。アサガオは陽のあたる時間で花をつけるかどうかが決まる植物。夏至を過ぎると日が短くなってくるので、「昼<夜」の関係になることで花が付き始めるとか。(日照時間が影響するのは菊もそうですよね。)
なので、葉っぱが2~3枚程度のときに、暗闇の中でアサガオを育てると、日照時間を勘違いして花が咲き始めるようです。それを実際に実験している方がいて、また驚きです。気になる方は下のリンクをどうぞ。