本日、2026年8月6日、JR西日本から昨年度(2025年度)の区間平均通過人員、いわゆる「輸送密度」が公表されました。
この輸送密度とは、JR西日本によると、以下のように定義されています。
平均通過人員(輸送密度):ご利用されるお客様の1日1Kmあたりの人数
要するに、どれくらいの乗客がその路線を利用しているかという一番わかりやすい目安となる数字。
気になる福井県関連の輸送密度一覧
北陸本線はハピラインふくいへと移管してしまっているので、どれくらいかわかりませんが、福井県関連だけ取り上げると以下のとおり。
カッコ()の数字は2024年度の参考値です。(出典:2025年度区間別平均通過人員(輸送密度)について)
- 北陸本線(米原~敦賀):13,835 (13,474)
- 小浜線(敦賀~東舞鶴):932 (923)
- 越美北線(越前花堂~九頭竜湖): 308 (325)
- 北陸新幹線(福井~金沢): 22,438 (21,443)
- 北陸新幹線(福井~敦賀): 20,688 (19,456)
やはり北陸新幹線の輸送密度は圧倒的ですが、越美北線の少なさが際立ちます。
越美北線(九頭竜線)は、福井駅を出て、正式には隣の駅の越前花堂から九頭竜湖駅までを結ぶ路線。沿線には大野市しか大きな街もなく、九頭竜湖駅から先は岐阜県に抜けて愛知県(名古屋方面)に繋がっているわけでもありません。かつては、そのような計画がありましたが、つながる予定だった越美南線は長良川鉄道という第三セクターになり、どちらの路線もかなり乗客数という点で苦戦しています。

越美北線からの車窓を楽しむ学生たち
実際に乗車してみると、時間帯によっては大野~福井間で座ることができないほど乗客が乗っていたりもするのですが、1日8往復しかないという列車の運行本数の少なさがネックにもなっているので、今後劇的に増えていくことを期待するのは難しそうです。
一方で、沿線には魅力的な景色を堪能できる素晴らしい車窓や、天空の城でも知られる大野市、朝倉氏遺跡などの観光地もありますので、この路線の魅力がもっと広く伝わるといいな、、、という期待も。ミセス・グリーンアップルのMV「夏の影」のロケ地も沿線にあります!
今年、2026年度は学生たちと、この沿線の魅力を情報発信していこう!という取り組みを始めたばかりでもありますし、自分自身もこの越美北線で九頭竜湖駅まで何度も往復して、その魅力を十分に感じているだけに、もっと多くの方々に伝わって欲しいと願います。
参考になる路線に昨年乗ってみた!木次線と芸備線
実は、昨年秋に、この越美北線よりももっと輸送密度が少ない路線として知られる芸備線(広島県から岡山県)、木次線(島根県から広島県)に乗ってきました。また別な機会に詳細は書きたいと思いますが、参考までに、これら路線の輸送密度も以下に引用しておきます。
- 木次線(宍道~出雲横田): 232 (212)
- 木次線(出雲横田~備後落合): 25 (23)
- 芸備線(東城~備後落合):25 (19)
- 芸備線(備中神代~東城):83 (81)

越美北線(九頭竜線)の勝原駅。ハナモモ、桃源郷として知られています。





