Educause Learning Initiative 2013のカンファレンスにて発表のため、アメリカ・デンバーに来ています。
10年ほど前にアメリカに住んではいましたが、ロッキー山脈のふもと、中部の主要都市デンバーは初めてです。空港を降りたって周りに何もないのにビックリ!最初はすごい場所に来たな、、、という感想でしたが、到着して2日たって、ずいぶんと印象も変わりました。
街も中心地は無料のバスが行き来していてコンパクトにまとまっていますし、非常にきれいに整備されています。
デンバーの付近にはボルダーというマラソンの高地トレーニングで知られる街があったり、福井県勝山市と姉妹都市にもなっているアスペンなどのスキーリゾートも付近にあり、名前は聞いたことがある!という場所。

SECIモデルによる授業デザイン
ELIにはフロリダ(2009)、テキサス(2010)、ワシントンDC(2011)に続いて4回目の参加、3回目の発表となります。今回は大学連携の取組みを踏まえて、SECIモデルというナレッジマネジメントでよくつかわれる知識創造の概念を用いて授業設計を説明しましょう!という発表でした。簡単に言うと、大学の授業をよりよいものに!という取組みです。
教育というと一般に非常に狭いエリア、例えば「教室」や「学校」という場所での実践であるがゆえに、世界中から集まってきた大学関係者と意見を交えることは、自分の考え方や授業スタイルを確認し、悩みを共有し、日々の授業改善に向けて非常に大切なプロセスだと思うのです。
「継続は力なり」ではないですが、こうやって同じカンファレンスに5年間来ていると、顔見知りも出来てきます。
それ以上に、福井という日本でも田舎といわれる小さな地域で実践している取組みを、アメリカの最先端の場所で発表できることは、非常に意義深いと思うのですが、自己満足に陥らないように、日々大学の授業や自分の活動に還元できるようにしていかないといけないですね。
カンファレンス初日に自分たちの発表が終了し、一段落しましたが、残り2日間、貪欲に多くを吸収して帰ろうと思います。
関係するリンク
- Educause Learning Initiative 2013 in Denver: 発表概要
- ELI2011へのリンク
- CredlyによるBadge(発表したよ、という証明書みたいなものらしい・・・)
コメントする
コメントを投稿するにはログインしてください。