JR九頭竜線(越美北線)、終着駅での3時間半の過ごし方、7つのスポット

いよいよ来週(2026年6月27日)に、九頭竜線(越美北線)について語るワークショップを開催しますが、先日、会場下見のために九頭竜湖駅まで行ってきました。

もちろん、九頭竜線(越美北線)に乗って!

九頭竜湖駅に停車中の車両

 

このワークショップに限らず、福井駅から九頭竜線(越美北線)に乗って、終着駅の九頭竜湖駅に到着するためには、午前だと9時台の列車しかありません。この九頭竜線は、時刻表からわかるように、大野方面から福井方面に通勤・通学で利用している方々を中心にダイヤが組まれています。そして、ICOCAなどの交通系カードは使えません

九頭竜線(越美北線)福井駅の時刻表

このようなダイヤなので、福井から越前大野方面に向かうための始発が、なんと午前9時22分(2026年6月現在)です。しかも、東京駅始発の北陸新幹線で福井駅まで来て、福井駅始発の始発の九頭竜線に乗れてしまうという驚きの乗換が可能なのです。

それくらい昼の時間帯は列車の本数が限られているので、9時台、12時台の列車は、それぞれ福井駅を出発した列車が九頭竜湖駅で折り返して帰って来るというパターンになっています。

福井駅の始発と次発がこの時間

私も、もう何度もこの路線に乗っていますが、利用されているお客さんの乗車パターンで多いのは、そのまま折り返しの電車に乗って帰って来るというケース。そうすると終着駅の九頭竜湖での滞在時間は約10分。列車が何らかの理由で遅延すると、10分未満だったこともあります。

車窓からの景色も美しい

 

「乗る」ということが目的、車窓だけを楽しむことが目的であれば、それでもいいと思いますが、せっかく福井駅から1時間30分かけて終着駅に行くなら、終着駅には何があるのか、そして、どんな楽しみ方ができるのかを色々と考えていきたいと思っています。(楽しみ方はもちろん人それぞれ!)

終着駅でそのまま折り返して帰る乗客も

 

9時台の始発に乗ると3時間半の滞在

福井駅を9時22分(2026年現在)の始発で向かう場合、終着駅の九頭竜湖には午前10時55分に到着します。その後、折り返して福井方面に戻らなければ、次の列車は午後2時32分発。約3時間30分の滞在時間があります。

 

この3時間30分を過ごすためのスポットをご紹介。私の個人的な好みなので、それ以外にももっと楽しみ方はあると思いますが、参考程度でご覧ください。

 

1.九頭竜湖駅の駅舎を楽しむ

まず到着して目を奪われるのは駅舎そのもの。1面1線の単式ホームですが、駅舎はログハウス風のモダンな作り。そして、福井駅に負けないくらいの恐竜押しです。

九頭竜湖駅はログハウス風で、道の駅としても機能

 

ホームのベンチや装飾だけでなく、駅舎の待合室にも恐竜関連のPRが。

駅構内のウェルカムボードも恐竜

 

ホームにはこんなベンチもあります。

勝山の恐竜博物館に便乗しているように見えますが、実は、この大野市(旧和泉村)も恐竜などの化石の産地としては有名で、駅前に恐竜のオブジェが置かれていたのは福井駅よりも前だったような記憶も(違っていたらすみません)。

 

そして、2026年3月末まで有人改札(委託)でしたが、今年度からは無人駅となりました。最終日にはニュースになっていましたね。無人になってからも訪問してますが、花が飾られていました。

2026年3月末まで有人改札でした。

 

2.和泉ふれあい会館

駅を出て、バス亭等のロータリー、駐車スペースがあります。右手に三角形のフォルムの建物が目に入りますが、これが和泉ふれあい会館です。「和泉(いずみ)」というのは、このエリアが旧和泉村だった名残。現在は大野市ですが、平成の大合併で和泉村が大野市の一部となりました。

その当時からある施設ですが、1階には売店やイートインスペースがあります。実は、ちょっと前までファミリーマートでした。現在も売店として経営していますが、ほぼ大手コンビニと変わらない店構えで、地元のお土産品・特産品などを買うことができます。広いイートインスペースがあるのもありがたいですね。

 

また、2階はコンサートもできる小ホールと貸し会議室があります。この会議室をお借りして、ワークショップを開催します!

 

3.駅併設の道の駅施設(飲食店)

ふれあい会館の反対側には駅舎に繋がって、トイレ、自動販売機、飲食店などが並びます。おそらく、自治体がこの一帯の施設を「道の駅」として整備したのだと思います。トイレもかなり大きめなので、並んで困った、、、ということにはならないはず。

そして、その同じ並びに、そばやうどんなどを販売する飲食店があります。お昼だけの営業だったと思いますが、11時に到着して、ここでお昼を食べている方々もよく見かけます。

舞茸カレーうどん!美味しかった。

 

以前はこの並びに特産のマイタケや弁当などを販売する売店がありましたが、これらはファミマが撤退した後、2番で紹介した和泉ふれあい会館のほうに機能移転したのだと思います。ただ、週末やイベントをしているときには、屋台のようなお店もいくつかやっていたと思います。

 

目の前には大きなテントもあって、天気が良ければ外で食べるのも気持ちいいですね。

 

4.恐竜親子のオブジェ

この九頭竜湖駅のシンボル的な存在でもあるのが、恐竜親子のオブジェ。駅前の恐竜と言えば、福井駅の方が知名度が高くなってしまいましたが、こちらはこちらで迫力あります。一定時間に動いたり泣いたりするので、子供たちがその前で写真などを撮る姿も。

 

このオブジェ、雪深い九頭竜湖周辺ということもあり、冬の期間は冬眠してしまいます。毎年、これが片付けられて、再び登場すると、ローカルニュースで取り上げられるので、季節ネタ的にもなってます。ということは、冬はこのオブジェを見ることは残念ながらできません。

最新研究では、口を閉じた時に歯は見えないそうです。

 

福井駅の恐竜群が福井県立恐竜博物館により監修された学術的に正確な恐竜像である一方で、こちらはそこまで正確ではないと思います。昔ながらの恐竜のイメージで制作されたオブジェなので、ちょっと遊園地っぽい感じがありますが、それもまた味があっていいと思います。(上の写真を見ると、口を閉じている状態で歯が見えていますが、最新研究の結果、歯は見えないのが正しいそうです。)

ちなみに、福井駅の恐竜オブジェは博物館の監修が入っているだけあって、歯の並びや排泄器官(おしりの穴ですよね^^)も正確に再現されています。博物館レベルということですね。意外にも知られていないので、福井駅に行った際はぜひチェックしてみてください。

 

5.くずりゅう化石ラボ「ガ・オーノ」&郷土資料館

恐竜オブジェがある広場からさらに駐車場がある方に足を延ばすと、「和泉地域交流センター(公民館)」という行政施設が見えてきますが、更にその横に「ガ・オーノ」があります。

元々郷土資料館がメインの施設だったようですが、数年前ににリニューアルされて、化石をテーマにした小さな博物館になっていました。

 

規模は小さいですが、展示はとても本格的で、コンパクトに古生代の化石発掘について学ぶことができます。2階も同様に化石の展示がありました。電車で行った際にはぜひ訪れて欲しい施設の一つだと思いました。あまり知られていないのかな?とも思います。

展示はかなり本格的

 

同じ建物のチケット売り場向かって左が、化石展示の入り口なのですが、同じチケットで右側にも入れます。こちらは、おそらくかつてあった郷土資料館(民俗資料館)の展示がある場所ですが、青葉の笛に関する展示が多数ありました。

 

個人的には、こちらの方が興味深かったです。恐竜化石のほうだけみてスキップしてしまいそうですが、売り場のスタッフの方が、右側もどうぞ~と声掛けしてくれたので、見落とさずに済みました。あと、ポケモンの「カイリュウ」のボードもそちらにありますので、ポケモン好きなかたもぜひ!

ポケモン「カイリュウ」もお出迎え!

 

6.蒸気機関車展示(ハチロク)

少しわかりにくいのですが、駅の裏側(?)から少し山側に歩いた場所(1~2分です)に、蒸気機関車の展示場があります。

 

8620型蒸気機関車(通称「ハチロク」)という機関車らしく、なかなか見ごたえがあります。機関車の説明もありました。なんと、地球を71周分走ったそうで、最後にこの九頭竜線(越美北線)の福井・大野間の貨物輸送として活躍して、引退後ここに展示されているそうです。

 

駅裏にあるので、見落としてしまいがちですが、九頭竜湖まで来たらぜひ見てもらいたい展示だと思いました。おそらく、乗車してきた列車で10分後に折り返してしまうと、これを見に行く時間はないと思います。

 

他の施設と併せて、九頭竜湖駅周辺を堪能して欲しいと思いました。

 

7.飲食店:ファミリー喫茶ウィンディ

個人的にオススメなのは、この飲食店です。

駅のあるロータリー(道の駅部分)から4~500m。おそらく徒歩で5分ほどだと思います。ここにレトロな雰囲気の喫茶店があります。その名も「ウィンディ」。

レトロな雰囲気のお店、ウィンディ

 

ここの「かつとじ定食」が美味しいとの噂を聞いて、いずれ行ってみたいと思っていたのですが、先日行ったとき、お昼ご飯をこちらで頂きました。

評判どおりの美味しさで、大満足。カツとじの鉄板が熱々で、食べ応えがありました。

おすすめの一品、かつとじ定食

 

外観もそうですが、店内もレトロな雰囲気。古いですが、清潔感あるお店だと思います。外から見るよりも、店内の窓が大きく感じられました。新緑や紅葉の時期、晴れると気持ちよさそうです。また、天井の世界地図も印象的。

店内からは窓が大きく見えて開放的

価格も非常にリーズナブルで、また来てみようと思います。


 

以上、個人的なおすすめスポットをご紹介しましたが、ここ以外にも、もっといろいろあります。少し足を延ばして山々を散策してもいいと思いますし、九頭竜川沿いを散歩しても気持ちいいかもしれません。

いずれにせよ、到着して折り返してしまうのがもったいないくらい色々な魅力あふれる九頭竜湖駅の周辺でした。また次の機会に、別のスポットもご紹介できたらと思います。

 

参考:この記事をもとにNotebookLMによって作成された動画

Google NotebookLMによりこの記事を動画にしてみました。生成AIってすごい!

 

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