安全で平和であることは当たり前のことなのか?!

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先週までタイにいました。

 

その理由は、タイ第二の都市「チェンマイ」に住む大学院時代の友人を訪ねるためです。

 

久しぶりの再会と子供たちの成長を見て時間の流れを感じ、楽しい旅行だったのですが、事件は帰国時、チェンマイからバンコクでの乗り換えで、せっかくなので王宮への観光をするために1日滞在したときに起きました。

 

そう、バンコクでの爆破事件です。

 

爆発が起きた当時、私は斜め向かいにある「Central World」というデパートの3階で食事中でした。爆発が起きた通りに向かったガラス張りのフロアの一番窓ガラス側で食事をしていたので、当時の振動などは今でも覚えています。

 

thai201508
(爆発発生後、1時間ほどしてから撮影した現場の様子)

その後、外に出てみると多くの救急車両や警察で通りは封鎖され、大勢の市民や観光客はまだ何が起きたかよくわからない状況。私も取材に入っていた外国人のジャーナリストに聞いて爆発事件があったことを知りました。それくらい現場の情報も錯綜していたのです。

 

タイは軍事政権による暫定政府とはいえ治安が悪いイメージはありませんでした。

(それでも、主要なデパートへの入り口は金属探知機を通る必要がありました。)

そんな中起きたテロ事件。
thai2015082

(翌日の事件現場:ここは中心街なので、ここを通らないとどこにも行けません。)

 

日本で生活していると平和を当たり前のように感じてしまいますが、世界ではそんな国はまれで、安全や平和は勝ち取っていかなければならないもの。守り抜いていかなければならないもの。

 

自分たちのあたりまえも、誰かの努力や積み重ねにより享受しているということをしっかりと意識しないといけないことを再認識しました。

 

(下記はBBCニュースのリンクです。)

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