防災訓練が大事なもう一つの理由

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bosai08

今日は朝から防災訓練でした。

 

防災の日は9月1日なのですが、私の住む坂井市では、その前日の日曜日に全市各地で大規模な防災訓練が実施されました。

 

実は今年は地区の班長になっていて、最終的な避難場所である小学校で実施される訓練にも割り当てとして参加しなければいけない、、、という役回りで。。。

 

8時30分に緊急のサイレンが鳴って、地区の公園に集合。大多数の方々はここで解散。で、そこから3時間ほど代表者だけ集まって訓練となる長丁場だったので、正直、あまり乗り気ではなかったのです。ですが、各地区から集まってくる参加者代表の方々と応急タンカを作る練習をしたり、ストッキングやハンカチで包帯を巻く練習をしているうちにふとしたことを思いました。

 

避難訓練の本当の意味は話ができる関係づくり

ぎこちない手つきで包帯替わりのハンカチを巻いていると、近所の世話役のおばちゃんが声をかけてくれます。普段あまり会話もなかった同じ地区の別の班長さんとも会話が、、、。3時間という長い時間を一つの目的に向かって作業をしているわけですから、それなりにお互い知り合いになっていきます。もしもそういう関係がない状態で災害にあった場合、テントを立てたり給水活動というのはできるかもしれませんが、見知らぬ顔どうしで初めてする作業になるはず。それが、毎年の訓練のたびに顔を合わせた間柄になっていると、ずいぶんと物事がスムーズに行きそうです。

 

こういう定期訓練というのは、いざという時の訓練以上に、お互いが顔を合わせて話ができる関係を作っておく、ということにとっても意味があると、この歳にになって実感しています。地域のつながりが薄くなっている現代だからこそですね。

 

最初に乗り気じゃなかった自分に少し反省です。

HARUAO - WIN_20140831_110956

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