大学ランキングの意味するもの – 誰のためのランキング?

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「大学ランキング」トップ300が東洋経済さんから発表されました。
ランキングの記事はこちらから読むことができます。

 

1位 東京大学、2位 京都大学というのは順当なところなんだろうな、、、というのが率直な感想ですが、みなさんのご意見はどうでしょうか?

 

ランキングは、当たり前かもしれませんが、その順位だけに目が行きがちです。

私の住む福井県内の主な大学のランキングは以下ですが、全国に約750ある大学の中で、どこも上位にあるというのは福井の大学ってレベル高いのかな、、、と思った次第。しかし、人によっては違和感を感じる方もいるはず。

54位 福井工業大学(前年107位)

78位 福井大学(前年35位)

147位 仁愛大学

188位 福井県立大学

ただ、もう少し冷静な目でランキングを見つめると、誰のためのランキングなのか?どういう視点で序列がつけられているのか、ということの方が大事だったりします。

 

当然ですが、何らかの客観的な指標(ここでは、教育力、就職力、財務力の3つの指標のようです)に基づいてランキングがなされているはずで、評価者によって順番も変わります。よく大学入試などで入試予備校が毎年発表するランキングは入学難易度に基づくランキング。これらは受験者のためのものですよね。

 

主要企業への就職率の高さが上昇のポイント?

今回発表されたランキング、「就職力」の指数が、就職率、主要404社への就職率、上場企業役員数というところに違和感を覚えます。なぜなら、都会から遠い地域の大学は必然的に低くなるのではないかと。

計算方法などを細かく見ていないので、このランキングをちゃんと評価することができないのですが、たとえば、規模の小さい大学で主要404社への就職率を考えた場合、数人が与える数字への影響はどのように考慮されているのか、また、なぜ主要404社なのか、などです。

それらに加えて、財務力が弱くても、かつ、科研費が少なくても、就職率、特に主要企業404社への就職率が圧倒的に高ければ、非常に高く評価されるというのが、指標としてどうなのか少し疑問に感じましたが、みなさんとの感覚のズレはないですか?

 

最近、日本の大学の世界ランキングがあまり高くないなどのニュースも話題として上る「ランキング」ネタですが、誰がどういう目的で、誰のために評価したランキングなのか、という視点は意外に忘れさられているような気がしています。

 

(冒頭のスナップ写真はランキングとは無関係です。)

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