FUNの法則 – 楽しみながらプレス発表の原稿を書くために

先日、福井商工会議所主催のプレゼン勉強会で講師を務めてきました。福井商工会議所では、会員企業を集めて定期的に合同プレス発表会を開催し、新商品・サービスの告知をしています。既に9回開催されてきていますが、プレス発表のさらなるレベルアップを図るため、プレゼン勉強会をしよう!とのことで、昨年度からよんでいただいています。

 

このセミナーの目的は当然ですが、プレス発表を成功させること。 最近、プレゼンのセミナーをさせていただくことは多いのですが、通常のプレゼンセミナーとは違う点が実はいくつかあります。

 

通常のプレゼンであれば訴えかける内容も対象も直接顧客になるのだと思うのですが、プレス発表の場合には、まずプレス、つまりそれを記事として取り上げてくれる記者ということに。記事にしてもらいやすいような打ち出し方をしていかないと、そもそも伝わるものも伝わりません。

そこで、通常のプレゼンスキルに加えて、セミナーの最後に次の3つのポイントを挙げさせていただきました。それがFUNの法則

 

FUNの法則

FUNの法則 First – Unique – Number One

 

First:初もの、はじめて、最初であること。

ニュース素材にとって、この「はじめて」というキーワードは強烈です。どこよりも早く何かが達成されたり売り出されたりするからこそニュースになります。どんなに素晴らしい商品であったとしても、「二番手」だとニュース価値がぐんと下がります。はじめてであることはかなり大変ですが、初めてになるためのちょっとしたテクニックも。

「はじめて」のエリアや対象を限定する

たとえば、「関西ではじめて」、「北陸地方では初となる」といったように、どのエリアで初なのかを自分たちで限定するのです。これは地理的な条件だけに限りません。「この業界では初めての」、「対象としたお客さんにとっては初めての」、と顧客ターゲットによって「はじめて」を限定してPRすることで、「はじめて」が生きてきます。

あまり絞りすぎると、ニュース価値がなくなるくらいセコくなってしまいますが、逆に、効果的に打ち出すことができれば、ニュース価値が生まれます。どういう枠組みで「初もの」なのかを丁寧に打ち出すというのは大事なこと。

 

Unique:唯一無二であること

いわゆるオンリーワン商品というやつです。初ものと似ていますが、ニッチな商品やほかに誰もまねできないような商品であることをしっかりとアピールできれば、それだけでニュース価値は高まります。これも、どのエリアでというような対象のなのかという絞り方次第で、唯一無二をアピールしやすくなります。

 

Number One:ナンバーワン!一番であること

Firstになれなくても、後発であっても、その地域やその分野で一番いい製品、一番シェアがある製品になることができれば、ニュース価値が高まります(これは現実大変ですが・・・)。ナンバーワンというとシェアだけと考えがちですが、打ち出し方次第でナンバーワンをアピールする方法はいろいろと考えられます。 たとえば、品質ナンバーワン、サービスナンバーワン、時短効果ナンバーワンなど。あまり客観性のない限定をしてしまうと、その信憑性も疑われてしまいますが、自社の製品・サービスの特徴や良さをしっかりととらえて、一番であることを上手にアピールできればニュース価値は高まります。

 

以上をあわせて、FUNの法則としてプレス発表のときのチェック事項として考えると便利かと。ただし、限定しすぎて聞き手が「え?」と思うようなFUNになっていたり、脚色しすぎてウソになってしまうのはNGですが、、、

 

冷静に考えれば当たり前のことばかりかもしれませんが、当たり前をがなかなかできていないのも現実。そして、こうやって整理することも大事なことかと思い、ブログにしてみました。FUNという言葉が示すように、楽しみながら、また自分が新聞記者になったつもりでプレス発表の原稿を考えると、きっといいプレス発表ができるのではないかと思います。何事も楽しむというのは大事なことだと思いますので!

 

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