福井県を襲った豪雪で感じた思いをいろいろ

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現在、福井県嶺北地方(北部)、37年ぶりという大豪雪に見舞われております。

 

数日前は全国放送で国道8号線に1500台の車がスタックし、大変な被害が出ていることがセンセーショナルに報道されました。でも本当に大変なのはここからで、物流がストップし、除雪も十分にできない状態で日々の生活が始まります。これは災害なんだということを改めて認識してその地域に暮らしています。

 

昭和56年の豪雪と大きく違うのは、インターネットが発達して、SNS等での情報発信が盛んであること。

 

 

ですが、ここ数日、Facebookのタイムラインやツイッター見ていて思うのは、いろんな情報が錯そうしているな、、、ということ。

 

一番多いのは除雪に対する苦情です。でも基本的には除雪は地域みんなで力を合わせてだと思うし、ある程度自分でできることは自分たちで、、、というのが大事な姿勢だと思うのです。

 

マスコミにセンセーショナルに報道される場所を見て、多くの方々は「うちも同じ状況だけど・・・」って思っている方も多いはず。

 

「行政がいつまでたっても除雪をしない!!」なんてことを怒っちゃいけない。これだけの雪害、限界もあります。現場の除雪スタッフは一生懸命対応しているはずです。それでも私が住む坂井市内はどこの地区も、集落内部の除雪は間に合っておらず、みんな助け合って自力で除雪しているところが多いです。

 

 

私の住む集落もそうですし、会社の事務所があるニュータウンの方もそうでした。そういうコミュニティがあるところはラッキーだと思いますし、そうこうコミュニティづくりをすることが本当の街づくりでないかと。

 

車に関しては、緊急かつ本当に必要でなければ車を使わない。特に、今は非常事態にかなり近い。SNSでここの道が通れる、ここの除雪がいいという情報が溢れていますが、その情報でそこに交通が集中したり、一部の「とおれます」情報だけで装備不十分な車で外出することで、スタックして周りに迷惑をかける可能性もある、、、

 

そういろいろ考えて、歩くことにしてます。

うちの相方、数キロ歩いて買い物にいってきてくれました。おかげで美味しい夕飯が食べれます。ありがたい。

 

大雪はこういうことを考えるいい機会を与えてくれたと思いました。

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