最近はいろんなところで「計画的に」を求められます。
中学校のテスト勉強でも、丁寧に試験範囲がプリントで配られて、どこを勉強すべきかが一目瞭然。試験当日までの学習計画表を作ってそれに合わせて学習しましょう!というのも、かなりの中学校で普及しているようです。
と思っていたら、高校でも。
そして、最近では、大学でも詳細なシラバス(授業説明)に評価基準、目標設定をして・・・という具合。就職も中学・高校から職場体験をとおして将来設計を・・・といわれる時代。
私はもう40代ですが、自分たちの頃ってそこまでしっかりとした計画を立てていかなくても、それなりに、その時のことを一生懸命やってきて、なんとかなってきました。何とかなってきたのは、その与えられた「今」を無茶でも「がむしゃら」にこなしてきたから。
若いからこそできる無茶と一生懸命
闇雲に、、、なんていう言葉もありますが、とにかく方向もやり方も示されなかったので、自分で動いて手探りでその道を見つけ出すということを体感しながら進んできた、そんなイメージがあります。
最近は失敗することがダメだということを強く意識させられる時代。そして、失敗がないようにいろんな安全策があらゆるところに施されている時代。
そうすると、当事者たちも、あらかじめ決められた手順や道筋、いわゆるマニュアル的なモノが準備されていないと前に進めない、考えることができない、なんてことに陥っていることも多いのではないかと感じています。
個人的な感想ですが(そもそもブログなので、全て個人的だろ、、、という突っ込みはさておき)、10代の若いうちくらい、無計画に無茶して、でも、がむしゃらに、一生懸命、、、ってのがあってもいいと思うのです。
成功は数ある失敗から生み出されると思うし、失敗してもまた挑戦できる場を作っていくのが、我々「大人」といわれる立場が担うべきミッションなのではないかとふと感じました。