先週の土曜日はある企業の研修に講師としてお邪魔していました。
いろんな組織や企業で講演・セミナーなどをさせていただいていると、その時の参加者の反応や会場の雰囲気で参加者(今回であれば従業員の方々)の仕事に対する姿勢が感じ取れたりします。
あくまで私の経験則的な主観なので、もちろん外れることもあると思いますが、その会社の代表や職場の研修担当に確認してみると、当たっていることが多いので、あながち当てずっぽうということでもなさそうです。
土曜日の企業の参加者はどちらかと聞かれれば、優秀だと答えたくなる、それくらいきっちりしていました。
その企業の社長さんは「研修をいろいろ受けさせすぎて、慣れているので、、、」と問題点のようにおっしゃっていましたが、裏を返せば、それくらいの頻度でちゃんと研修を従業員に提供しており、かつ成果が出ていることの表れでもあります。
継続は力なり
コンサルティングなどをしていて、従業員の士気が・・・とか、マネジメントがうまくいかなくて・・・という話をよく聞きますが、実際、社員研修を継続的に実施している企業がどれくらいあるのか。継続的な社員研修は時間的にも金銭的にも余裕がないと取り掛かれないことの一つですが、これができている企業は社員もしっかりと育ち、長期的に会社へのメリットとなって帰ってくることを今回の研修を見ていて再認識しました。
研修を受ける必要がないくらい素晴らしい社員がいる会社のかげには、地道な努力と継続的な研修があるのだと思います。何事も継続は力なり。
この成果は継続した人だけが知る・・・ということなのだと思います。