付箋でブレストするときに気を付けるべきこと

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大学の授業や企業等のセミナーでグループディスカッションをすることがよくありますが、アイディアを付箋(ふせん)でペタペタと貼る手法をよく使います。付箋って便利なものだと思うのですが、ブレインストーミングをするときに気を付けなければいけないことがあります。

 

地元国立大学院の授業にてブレスト中

地元国立大学院の授業にてブレスト中

 

ブレインストーミングで新しい発想を生み出すとき、よく言われるルールが以下の4つ。

  1. 質より量

  2. 途中で批判をしない

  3. 奇抜なアイディアも大事にする

  4. 似たアイディアも歓迎。そこから発展させる

 

そこで、グループに分かれて、それぞれが付箋にアイディアを書き出して・・・とするときに気が付くのが、つい黙々と付箋にアイディアを書き出して静かになってしまうパターン。この状態になると、上記ルール4番の「似たアイディアから発展させる」というのが難しくなります。

 

 

楽しい会話から新しいアイディアは生まれる!

付箋は張替えできるのが魅力

付箋は張替えできるのが魅力

みんなでブレストする意義は、それぞれを持ち合って数を増やすだけではなく、他人のアイディアからヒントを得て、そこから発展させていく、そういう雰囲気が大事だと思うのです。

付箋を配った途端に急に「作業」が始まり、黙々とアイディアを紙にかいているパターンのブレストを経験されている方も多いと思いますが、紙を配った時こそ、意識してみんなで「会話」して「意見を交換」させることを実践すべきかと。

 

実際、そうやって事前に考えたアイディアを個人個人で持ち寄った時のブレストよりも、準備せずに話しながら和気あいあいと進めていった時のブレストの方が新しいアイディアが出やすいという調査結果もあると聞いたことがあります(データ調べ中)。

 

いずれにせよ、ブレインストーミングのようなアイディア発散時は「楽しく」というのが一番ですね。今日、大学で授業をしていて感じたことでした。

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