織田のじんべえから学ぶ – 街の活性化とはこういうこと!

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福井県越前町織田に「手づくりお惣菜じんべえ」というお店があります。うちの会社でこちらのお店のお手伝いを少しだけさせていただいているので、多少ひいき目な記事になっているかもしれませんが(あと、ステマになってもいけないので^^)、いつもここに来て思うのは、まちの活性化ってこういうことを言うのだと。

 

織田ではかなりの有名店ですが、ここ「じんべえ」は福井市街地から車で約40分ほど、公共交通機関もない不便な場所にもかかわらず毎日お店の前に行列ができます。写真にもあるようにランチバイキングが始まる午前11時には開店を待つお客さんで通りが賑やかに。

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店長(オーナー)の林さんいわく、Uターンで越前町織田に帰って来られたときに、自分が生まれ育った商店街の通りがあまりにも寂しく、再び賑わいを!との思いで始めたのがこのお店とか。(その思いはホームページの「じんべえのこだわり」のページにも記載があります。)

 

 

スタッフの集合写真を撮らせていただきました!

(スタッフの集合写真を撮らせていただきました!)

 

この山間の小さな町に、毎日行列で賑わうお惣菜店を開き、大勢の雇用を生み出し、まちに活気をあたえている存在。目の前には織田信長一族の発祥の地とされる「剣神社」もあり、じんべえを含めて観光客の定番ルートになりつつあります。大学のゼミで学生たちと昨年度取り組んだ地域活性化のテーマの中でも「地域活性化=経済の活性化」が一番のポイントとして議論をしてきましたが、このお店はまさにその教科書的な存在だと思うのです。

 

こういう粋な事例がある一方で、補助金をつぎ込み、税金で集客のための過度なインフラ整備を要望し、最終的には街の魅力がないからだ、、、と自分たちのことを棚に上げて他人事のように批評をする地域活性化事業が全国的に後を絶たないと聞きます。

 

まちの活性化は実はとってもシンプルなんだということを、こういうお店の活躍で思い知らされます。

 

それにしても、今日お邪魔したときにいただいた「五目いなり」は絶品でした。

 

最後は動画でお店の宣伝^^

こんなPR動画も作らせていただいていますが、動画はクオリティーよりもタイムリーさが命ということで^^;  毎月お惣菜の説明をしてくれている看板娘の上野照美さんは慣れたもので、原稿も書かずにさらっとおすすめを説明。毎回撮り直しなしで一発OK!じんべえのお惣菜のことが完全に頭に入っているんですよね。

 

撮影時間10分、編集時間10分というお手軽動画ですが、じんべえの魅力が伝わると嬉しいです。

 

と、最後はお店のPRになってしまったこと、お許しをm(__)m

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